❶ 大井地区トンネルとURUP工法

トンネルができるまで

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1. 地上発進する

地上での組立を完了したシールド機は、カッターを回して発進します。シールド機は、機内に装備したシールドジャッキを伸ばすことでセグメントに反力をとり前に進みます。シールド機が通過したところにはセグメントが組み立てられます。通常は地中に入っていて見えないセグメントの外面側が見えるのは、地上発進ならではです。

  • 組立を完了したシールド機。いよいよ発進です。
  • 地上発進前のシールド機。ライトアップされ幻想的です。
  • シールド機の前面のカッターが回り始め、地上発進開始です。
  • 地上発進したシールド機が、法面に入っていく様子です。
  • 地上発進したシールド機を斜め後方から見たところ。
  • トンネルの先に明るく見えるのがシールド機の先端(切羽)です。
※写真はすべて西山芳一氏撮影

2. Uターンする

2本のトンネルを1台のシールド機で施工するため、将来は大井北換気所となる立坑に到達、引き抜き、回転をしたうえで、シールド機を持ち上げ2本目のトンネルを施工します。立坑に引き抜いたシールド機は、地上発進したときとは違い、塗装もはげ、カッタービットも摩耗しており、確かに土の中を掘り進んできたのだな、という印象を受けました。

  • 換気所到達:大井北換気所に到達したシールド機。
  • 換気所到達:到達したシールド機と再発進のためのエントランス
  • 回転:鉄板の上をシールド機が回転します。90度回転中。
  • 回転:限られたスペースの中で回転します。
  • リフトアップ:エントランスの高さまで、リフトアップします。
  • リフトアップ:重量鋼材を使用してシールド機をリフトアップしました。
※写真はすべて西山芳一氏撮影

3. 地上到達する

地上に設置した盛土の終端部にシールド機が到達します。立体交差橋を車両が通行するそのすぐ傍らに、地山から巨大なシールド機が姿を現すのはとても不思議な光景です。

  • シールド機が地上に顔を出し、掘り進みます。
  • シールド機が地上到達しました。
  • 地上到達したシールド機の後ろ姿。
  • 地上発進したトンネルと地上到達したシールド機のコラボレーション。ぼんやり明るく幻想的です。
※写真はすべて西山芳一氏撮影

工事記録「中央環状品川線大井地区トンネル工事」