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URUP工法〜実工事への適用例

田原第2幹線三河湾シールド土木工事

工事の概要

天然ガスパイプライン整備事業のうち、愛知県豊橋市明海町から田原市緑が丘の工業団地への三河湾横断部分のガス導管をシールドトンネルで築造する工事です。

工事概要図
工事概要図

●工事件名    :田原第2幹線三河湾シールド土木工事
●発注者     :中部ガス株式会社
●工事場所    :愛知県豊橋市〜愛知県田原市
●工期      :平成22年6月〜平成23年11月

URUP工法概要
○工法      :泥土圧シールド
○シールド機外径 :φ2.13m
○掘進延長    :1,086.7m
○覆工      :鋼製セグメント、外径φ1.956m

URUP工法を適用した経緯

当初、三河湾の両岸に深さ25mの発進および到達立坑を築造し、水平にシールドトンネルを施工する計画でした。これに対し、工費低減、工期短縮のため、立坑を設けずシールド機を地上から発進させ地上に直接到達させるURUP工法を提案し、採用されました。

工事の状況

  • 地上発進するシールド機。
  • 地上発進するシールド機。最初は鋼材で壁を作り、それを反力にして掘進します。
  • 地上発進中のシールド機。地山に入っていきます。
  • 鋼製セグメントを組んだトンネルの中。15%の勾配で下っていきます。
  • 到達するシールド機のすぐ上にはトラックが走行しています。地上到達ならではの光景です。
  • 地上到達完了。

工事記録「田原第2幹線三河湾シールド土木工事」(無音声)