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URUP工法〜実工事への適用例

さがみ縦貫川尻トンネル工事

工事の概要

圏央道の神奈川県区間の一部を形成するさがみ縦貫道路のうち、相模原市緑区城山1丁目から3丁目の閑静な住宅地の地下を通過する全長417mの川尻トンネルを築造する工事です。

工事概要図
工事概要図

●工事件名    :さがみ縦貫川尻トンネル工事
●発注者     :国土交通省関東地方整備局
●工事場所    :神奈川県相模原市
●工期      :平成21年3月〜平成24年9月

URUP工法概要
○工法      :開放型シールド
○シールド機外径 :幅11.96m×高さ8.24m
○掘進延長    :413.1m×2本
○覆工      :SFRCセグメント、内空幅11.0m×内空高7.08m
          (複合アーチ断面)

URUP工法を適用した経緯

当初、本工事区間は開削工法で計画されていました。これに対し、閑静な住宅地において、工事による周辺環境負荷低減を図るため、URUP工法を提案し、採用されました。

工事の状況

  • 地上に設置したシールド機です。まず、往路トンネルを施工します。
  • 開放式シールド機。バックホウで掘削します。
  • シールド機が地中に貫入した状況です。直上には道路があります。
  • 地上到達した状況です。往路トンネルの施工が完了しました。
  • Uターン施工するため、シールド機を回転している状況です。
  • 復路トンネル施工のため、シールド機が再発進します。
  • 地上到達した状況です。復路トンネルの施工が完了しました。
  • トンネルが完成しました。

工事記録「さがみ縦貫川尻トンネル工事」