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DICTIONARY用語集

低炭素型コンクリート ていたんそがたこんくりーと

低炭素型コンクリートとは、原料代替や二酸化炭素(CO2)の吸着・固定化によって製造過程におけるCO2排出量を大幅に削減したコンクリートです。

大林組は2010年に、高炉スラグ微粉末などの産業副産物を用いることでCO2の排出量を大幅に削減した、低炭素型コンクリート「クリーンクリート®」を開発し、建築物やインフラ施設、復興事業など、これまで延べ42万m³(2024年3月現在)に適用しました。

「クリーンクリート」は、CO2排出量の多いセメントを、製鉄過程で生じる副産物の高炉スラグ微粉末などの混和材料に置換することで、CO2排出量を一般のコンクリートに比べて最大80%削減できるコンクリートです。また、一般のコンクリートと同様な施工ができます。

さらに、大林組では「クリーンクリート」にCO2を吸収した炭酸カルシウム粉体を混合したコンクリート「クリーンクリートN®」も開発し、導入を進めています。

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