DAM CONSTRUCTION NEWS
2019年12月17日
2019年12月15日(日)、川上ダム建設工事の定礎式が執り行われました。定礎式は工事の安全とダムの永年の安泰を祈願する儀式です。
定礎式に先立って開催された安全祈願祭(大林組JV主催)では、大村神社神主による礎石のおはらい、大林組副社長の佐藤健人をはじめ工事関係者による玉串奉てんを行いました。
独立行政法人水資源機構主催の定礎式には、約300人の来賓が参列。水資源機構の金尾理事長挨拶、来賓からの祝辞の後、水資源機構および大林組JV職員によって礎石が搬入されました。定礎式では、鎮定(ちんてい)の儀、斎鏝(いみごて)の儀、斎槌(いみつち)の儀に続いて、埋納(まいのう)の儀を挙行。国内初のタワークレーン自動運転 によりコンクリートが運搬、打設され、礎石は埋納されました。コンクリート締固めも、無人のバイバックとコンクリート締固め判定技術 によって自動で行われました。参列者全員による万歳三唱、くす玉開披により定礎式は滞りなく終了しました。
大林組は今後もダム情報化施工技術「ODICT®」を活用し、安全で品質の高い川上ダムを建設していきます。
1 手水を使いお清め
2 神主による祝詞奉上
3 今回埋納される礎石
4 大林組副社長 佐藤による玉串奉てん
1 川上ダム定礎式会場
2 伊賀・青山太鼓保存会による青山太鼓の演奏
3 水資源機構 金尾理事長による主催者挨拶
4 水資源機構 川上ダム建設所 渕上所長による事業経過報告
会場内の大型モニターには、最新のネットワークシステムを用いて、事業報告や挨拶を字幕にて表示しました
5 礎石搬入
6 鎮定(ちんてい)の儀
モルタルを礎石の基礎に入れる儀式。工事を進める道筋を付ける意味がある
7 斎鏝(いみごて)の儀
工事を進める道をならすために行うもの
8 斎槌(いみつち)の儀
鎮定の儀で付けられ、斎鏝の儀でならされた工事を進める道を、さらに強固にする意味がある
9 埋納(まいのう)の儀
子どもたちの願いを書いたメモリアルストーンを礎石と共に埋納
10 埋納の儀
タワークレーンによるコンクリート自動運搬
11 埋納の儀
タワークレーン運転席の様子
12 埋納の儀
コンクリートを打設
13 埋納の儀
無人のバイバックによるコンクリート締固め
14 来賓の皆様との記念撮影
川上ダム定礎式の様子(約3分30秒)
※ 上記画面クリックにて動画をご視聴いただけます