PROCESS
PROCESS.1
準備工
ダム本体の建設を行うために、河川の流路を一時的に変更します。変更した河川の水を流す「仮排水路」、河川をせき止めるための「上流仮締切」、水の逆流を防ぐ「下流仮締切」などを建設します。
PROCESS.2
基礎掘削工
ダムの基礎地盤の強度と水密性を上げるため、基礎となる岩盤にセメントミルクを充てんします。
PROCESS.3
ダム堤体
コンクリート工
ダム本体を建設するために必要なタワークレーンやコンクリート製造設備、資材運搬のためのベルトコンベアなどを設置します。
ダム本体のコンクリート打設を行います。打設工法にはブロックごとに段差をつけ、柱状に分割して打設する「柱状ブロック工法」や、ブロック間に高低差を設けずに打設する「RCD工法」「拡張レヤ工法」が用いられます。
PROCESS.4
完成・維持管理
ダム完成後、問題がないかをチェックするために実際に水を貯め、ダムの安全性を確認します。
ダム完成後、治水・利水・流水の正常な機能維持などの目的を達成し、長期的に機能を維持するためのメンテナンスを行います。