大林組ダム情報化施工技術「ODICT®

Obayashi-Dam Innovative Construction Technology

 

施工プロセス

PROCESS

コンクリートダム・フィルダム

施工プロセス

PROCESS.1

準備工

準備工

ダム工事を始める前に、準備工として起工測量を行い、設計と実際の現場に相違がないか確認します。

仮締切工(転流)

ダム本体の建設を行うために、河川の流路を一時的に変更します。変更した河川の水を流す「仮排水路」、河川をせき止めるための「上流仮締切」、水の逆流を防ぐ「下流仮締切」などを建設します。

環境保全

ダム建設により生じる周辺環境への影響を低減します。
現在建設中の川上ダム本体建設工事でも環境保全に取り組んでいます。

施工プロセス

PROCESS.2

基礎掘削工

堤体基礎掘削工

ダムをしっかりした岩盤上につくるため、土砂や弱い岩盤を掘削し、堅固な岩盤を露出させます。

基礎処理工

ダムの基礎地盤の強度と水密性を上げるため、基礎となる岩盤にセメントミルクを充てんします。

施工プロセス

PROCESS.3

ダム堤体
コンクリート工

施工設備工

ダム本体を建設するために必要なタワークレーンやコンクリート製造設備、資材運搬のためのベルトコンベアなどを設置します。

コンクリート打設工

ダム本体のコンクリート打設を行います。打設工法にはブロックごとに段差をつけ、柱状に分割して打設する「柱状ブロック工法」や、ブロック間に高低差を設けずに打設する「RCD工法」「拡張レヤ工法」が用いられます。

建設現場の安全管理

大林組では最新のテクノロジーを用いて、現場で働く人々の安全管理にも力を注いでいます。

施工プロセス

PROCESS.4

完成・維持管理

試験湛水

ダム完成後、問題がないかをチェックするために実際に水を貯め、ダムの安全性を確認します。

維持管理

ダム完成後、治水・利水・流水の正常な機能維持などの目的を達成し、長期的に機能を維持するためのメンテナンスを行います。

ダムをつくる人たち