脇村社長の就任

2005(平成17)年6月、新たに就任した脇村社長は、就任にあたり、2003年度から取り組んできた優良企業構想を継続するとともに、真の優良企業となるための企業文化の精神的礎として次の3点を挙げた。

  • 1 「品」と「質」の高い会社をめざす
  • 2 「仕事を任せる」ことが活力の素となる
  • 3 全社員が「次の人を育てる」意識を持つ

就任後の2005年10月、「業務改善運動」をスタートさせた。①改善効果やその水平展開による収益力の向上、②やる気と活力を生み出す原動力、③次世代を担う「人材育成の場」の3点を目的としたもので、 “発想力の高い思考集団への変身”を社員に求め、全員参加のボトムアップによる企業風土の革新を図るものであった。

2006年度には、経営目標を「収益力の強化」と「継続的成長」に絞り、重点的に取り組むべき課題として「利益創出力の強化」「業務管理の強化・見直し」「有望建設市場への取組強化」を挙げた。