1 4基のタワークレーンを順番に解体
第1展望台の屋上に設置している4基のタワークレーンは、クレーン同士で順番に解体していき、4基から1基にします。
まずは、高く設置したクレーン「建て方専用機」を下げます
4基のタワークレーンのうち建て方専用機(TC2号機、TC4号機)は、塔体建て方とともにマストクライミングを行ったので、荷揚げ専用機(TC1号機、TC3号機)よりも高い位置に設置しています。
そのため、クレーン同士で解体する前に、マストクライミングと逆の手順でポストを解体しながら、建て方専用機の高さを下げます(通常、この作業を「クライミングダウン」または「逆クライミング」と呼びます)。


クレーン同士で解体し、4基から1基へ
東京スカイツリーの工事では、下図の順番でタワークレーンを解体します。
