URUP工法と各種トンネル技術 1. 地下と地上を結ぶ〜URUP工法〜 2. 地上発進時のシールド機の姿勢を 制御する 3. 小土被りを安全に掘る 4. トンネルの変形・浮上りを防ぐ 5. 大断面シールドをUターンさせる 6. 100年、安全に利用できる トンネルをつくる 2. 地上発進時のシールド機の姿勢を制御する 地上発進部のトンネルの縦断勾配は約6%で、掘削地盤は軟弱な有楽町層粘性土でした。従来のシールド機はカッターヘッドが重く、重心位置が前胴にあるため、地上発進時にシールド機がノーズダウンし、姿勢制御が困難になることが懸念されました。そのため、シールド機後方に本体と一体となった張出しデッキを設置し、すべての後方設備を搭載することで、シールド機の重心を90cm後方に移行させ、ノーズダウンの防止を図りました。 1. 地下と地上を結ぶ〜URUP工法〜 3. 小土被りを安全に掘る