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安威川ダム建設ライブ

DAM CONSTRUCTION LIVE

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大阪府安威川ダム建設事務所 所長 江原 竜二

大阪府安威川ダム建設事務所

江原 竜二 所長

大阪府安威川ダム建設事務所長あいさつ

安威川ダムは2014年に本体工事に着手し、2022年の完成をめざしています。2020年3月時点において、河床部のグラウチングに引き続き、ロックフィルダムのコア材の本格的な盛立工程に差しかかっています。
着工から6年を経て、ようやくダムが完成した時の姿を想像できるようになってきました。ここに至るまでに、治水計画立案の契機となった1967年7月の北摂豪雨から半世紀以上、事業着手から30年以上、そして住民の皆様の代替地への移転が完了してから干支で一回り以上の時間が経過しています。
ダム建設事業は、わが国の公共事業における技術と法制度の集大成です。技術の代表例としては、水文調査・治水計画、第四紀断層・地質調査、地盤造成、トンネル掘削、橋梁架設、大規模切土、土石の盛立、マスコンクリート打設、グラウチングなどが挙げられます。一方、法制度の代表例としては、広大な面積を短期間で取得するための用地・補償制度の仕組みの構築および適用、水源地域対策特別措置法に裏付けされた代替地の造成、公共施設の機能復旧・新設・拡充や事業用地以外の残存集落のインフラ整備に向けた財源措置などが挙げられます。安威川ダムにおいてもこれらを広く適用しています。
大阪府が事業主体として建設するダムは、安威川ダムの後は予定されておりませんが、これまで培ってきたダム事業を構成する技術や法制度の適用事例の一つひとつを、次の公共事業につないでいくように努めることが、安威川ダムに関わった者の使命であると認識しています。安威川ダムに関わる一人ひとりがこのような思いを持ち、自然に真摯に向き合い、基本に忠実に、技術に裏付けされた設計や施工を徹底し、施工業者やコンサルタントの作業工程のその先を見て、そして何よりも一日も早く国民や国土保全に寄与することを肝に銘じて、ダム完成に向けて工事の進捗に努めていきます。

安威川ダムができるまで ―建設の軌跡とこれから―
(1)死傷者61名を含む甚大な水害となった1967(昭和42)年7月の北摂豪雨災害を契機に、河川改修とダム建設による安威川の抜本的な治水手法が本格的に検討され、安威川ダムの建設計画が立案。
(2)1988(昭和63)年、建設省(当時)の国庫補助事業として採択。
(3)1999(平成11)年、地域の皆様のご理解を得て事業用地の買収を開始。
(4)2005(平成17)年、水道水源としての機能が見直され、当初よりもダム高を6m下げた規模へと変更(82.5m→76.5m)。
(5)2014(平成26)年、ダム建設工事の起工式が執り行われる。
(6)掘削開始後、ダムサイト左岸側の斜面崩落や非常用洪水吐き減勢工の背後地盤の岩盤すべりなど、さまざまな問題に直面。その都度、地盤工学や地質学の専門家や研究者を交えてリスクマネジメントを行い、適切に対応。
(7)現在、安威川ダム建設始動からおよそ30年。工事も最盛期を迎える。

ダムの北側には新名神高速道路のインターチェンジ、南側には市街地という全国でも珍しい都市型ダムであり、治水・利水といったダム本来の機能はもちろん、新たに生まれる湖畔が地域の皆様に親しまれる交流・観光拠点となることも期待されている。

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