支援物資の物流拠点となった東京機械工場
1 支援物資の物流拠点として
震災当日、東京機械工場は、震災対策本部の指示により緊急支援物資の物流拠点となった。同時に、3月12日中に飲料水4,000ℓ、土のう袋1,000枚、ブルーシート500枚ほかを、当社東北支店に輸送する旨の指示を受け、以後、5月16日まで、物流の拠点として活動を行った。

震災当日、東京機械工場は、震災対策本部の指示により緊急支援物資の物流拠点となった。同時に、3月12日中に飲料水4,000ℓ、土のう袋1,000枚、ブルーシート500枚ほかを、当社東北支店に輸送する旨の指示を受け、以後、5月16日まで、物流の拠点として活動を行った。
被災した福島第一原子力発電所において、コンクリートポンプ車による放水冷却を行うこととなり、当社は協力会社の丸河商事(岐阜県恵那市)に協力を依頼。3月20日、52mブームのコンクリートポンプ車が東京機械工場に到着した。翌日の3月21日には放水用に改造を終え、放水試験を行った。3月26日には3号機への放水が開始され、当社職員1名と協力会社圧送工2名が運転操作指導にあたった。次いで、建屋内をモニターするために、コンクリートポンプ車のブーム先端にWebカメラと線量計、温度計を取り付けることとなり、システムを構築のうえ、5月19日、当社職員2名、協力会社社員2名と作業員5名が他社分を含め5セットの取り付けを行った。
冷却水運搬用のバージ船について、移送ポンプの調達と東京機械工場内での揚水試験などの検証を行い、4月1日には当社職員1名と協力会社社員1名が小名浜港での据付作業への支援を行った。