安全安心

世界初!
地震がきても揺れないビル。
本館テクノステーションにはスーパーアクティブ制震「ラピュタ®2D」を適用し、世界で初めて「地震がきても揺れないビル」を実現。施設で働く研究員の安全を守るとともに、災害時でも事業を継続できるので、地域の災害復旧拠点としての役割も担います。

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アクチュエータ アクチュエータ

安全安心を守る技術

スーパーアクティブ制振「ラピュタ®2D」
従来の免震システムでは、建物の揺れを地面の揺れの3分の1から5分の1に低減できましたが、「ラピュタ2D」は、30分の1から50分の1にまで低減します。模型による性能検証実験では、震度5強の揺れを加えても床に立てた鉛筆が倒れませんでした。建物と地面に設置したセンサーが地震を感知すると、瞬時にコンピュータで最適な制御力を求め、アクチュエータで地面の動きと反対方向に建物を動かすことで建物を揺らしません。
地盤と建物の間には、モノを押したり引いたりする装置、アクチュエータがついています。建物をどれだけ移動させるかの指令は、1000分の1秒単位でコンピューターから伝えられ、アクチュエータは揺れの発生後0.1秒で動きます。
地盤が動いた分だけアクチュエータが反対方向へ動かすので、建物が位置を変えることはありません。これが「ラピュタ2D」の揺れないシステムです。模型を使った振動実験では、震度5強の揺れを加えても、床に立てた鉛筆は倒れませんでした。
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Topics

守衛所

守衛所も本館とともに2010年9月に完成しました。
ここにも大林組が開発した安全安心の技術が採用されています。

守衛所も本館とともに2010年9月に完成しました。
ここにも大林組が開発した安全安心の技術が採用されています。

守衛所 守衛所

ガラス制振壁

ガラス制振壁は、ガラスを用いた制振システムです。従来、構造体として使用されなかったガラスを建物の耐震に使用するまったく新しいタイプの耐震・制振壁で、ガラスの開放性と意匠性を確保したまま建物の耐震性を高められます。
ガラス制振壁は、多くのガラス面を用いる店舗のショーウインドウや美術館、住宅室内の間仕切りなど、耐震・制振補強する建築物の設計の自由度を広げます。

粘弾性体(透明) 粘弾性体(透明)
ガラス制震 ガラス制震
ガラス制震 ガラス制震

ガラス制振壁の仕組み
ガラスの周囲にエネルギーを吸収する粘弾性体を貼り付けることで、地震や強風時の建物の変形を吸収するダンパーとして機能します。

安全安心の技術のほかにも、さまざまな技術が守衛所およびその周辺の場所に適用されています。

そのほかの安全安心を支える技術

  • 超高強度CFT柱

    国内最高強度の柱部材

  • スリムクリート

    細くて軽い、高強度モルタル材

  • ウォークスルー型耐火スクリーン

    柔らかいクロスで安全に耐火

研究環境

ウェルビーイングの創出

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環境配慮

脱炭素社会 カーボンニュートラルの実現

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安全安心

地震でも揺れないビルを実現

公正な研究活動について

大林組技術研究所では、
公正な研究活動を推進しております。
研究活動における不正行為等、
お気づきの点がございましたら、
以下の連絡先までご連絡ください。

  • 大林組技術研究所企画管理部
  • 〒204-8558 東京都清瀬市下清戸4-640
  • 電話番号:042-495-1111
  • FAX番号:042-495-0901
  • メールアドレス:tri_kousei_kenkyu@ml.obayashi.co.jp