大林組の人と文化を伝えるメディア
社員紹介
2021.01.20

入社1年目に見た先輩のように、
難工事の先頭に立って指揮できる
技術者をめざす。

幸良 淳志
職種:土木職 
担当業務:設計
本社土木本部生産技術本部設計第一部 主任(取材当時)
2010年入社 工学研究科 都市環境工学専攻 修了

仕事内容

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主に道路関連の工事において、現場から上がってくる技術的な課題に対する対策案を考え、計算・解析して方向性を定めていく仕事をしています。自分が対策を検討している間も工事は進んでいくため、スピード感を持って仕事をしています。また、少しでも間違いや抜けがあると、工程や品質に多大な影響を与える可能性があります。そのため、お客様や設計者とよくコミュニケーションを取ったうえで疑問点を解消することや、自分が計算を行う側の場合は、二重三重のチェックを必ず行うことを心がけています。

入社動機

幼少時、川や山に遊びに行く途中、橋やダムを見て、単純に格好良いと感じたことが建設業に興味を持ったきっかけでした。就職を考えた際、「かたち」がこの世に残る、大きなものをつくりたいと思い、それを基軸としていろいろな会社を調べました。建設業に携わるにはさまざまな角度からアプローチできますが、より現場に近いところで仕事がしたいと思い、まずゼネコンに絞りました。その中でも大林組に決めた理由は、現場見学やリクルーターとの面談の中で、社員全員が現場での仕事に非常に誇りを持っていると感じたからです。

仕事のやりがい

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人々の生活の屋台骨となっている大きな建造物を指さして、「自分がつくった」と言えることが建設業の魅力です。実際には一つのものをつくるには数多くの人が関わり、自分の領域はその中の一部ですが、大きなものづくりの一端を担っていることに魅力を感じます。また、工事ごとに異なる条件下で、将来まで見越したうえで最良の方法を考え、工事を進めていくところに建設業のやりがいや面白さがあると思います。

これからの夢、目標

入社1年目に配属された現場の先輩社員が目標です。その現場は巨大ターミナル駅で、列車の通常運行を維持しながらの大規模改築工事でした。当時は右も左も分からなかった私ですが、工事を指揮していた先輩方がどれほどのプレッシャーの中で仕事をしていたのか、今ならよく分かります。私も早くあのような難工事の先頭に立って指揮できるような技術者に成長したいと思います。また、最近は「土木遺産」という言葉がよく使われるようになりました。将来長く使用され、役目を終えてからも人々から愛され、見守られるような歴史的な建造物を、私が中心メンバーとなって手がけることも一つの夢です。


キャリアステップ

1〜2年目
東京都内の鉄道工事現場で施工管理を担当
2〜3年目
大阪府内の鉄道工事現場で施工管理を担当
4〜5年目
イギリスの建設コンサルタント会社へ出向し、主にシールドトンネルの設計を担当
5年目〜現在
本社土木本部生産技術本部設計第一部

ある1日の流れ

08:15 出社、メールチェック
08:30 現場からの検討事項処理、計算書チェック
10:00 課内打ち合わせ
12:00 昼食
13:00 現場からの検討事項処理、計算書チェック
15:00 課内打ち合わせ
20:00 退社

オフの過ごし方

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元気な子どもが2人いますので、休日は家でゆっくり過ごすというより、家族皆で近場に出かけたり、遠方へドライブに行ったりがほとんどです。また、月1回程度、中学時代からずっと続けているバスケットを仲間たちと楽しんでいます。
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