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⾃然環境技術研究部

Natural Environmental Engineering Department

地盤化学材料、微生物・バイオ、
緑化・生物保全などを研究開発

緑化や生物保全だけでなく、化学、生物、微生物などのさまざまな専門家が、
より良い環境づくりをめざし、新たな価値創造にチャレンジしています。研究分野は、自然、地盤、
海洋、屋内環境から宇宙、新規ビジネスまで幅広く、土木材料や、汚染土、水質浄化、屋内微生物・
害虫制御、遺伝子解析、宇宙基地建設用建材、アワビ養殖などの研究開発を行っています。

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Natural Environment / Biological Technology

自然環境・バイオ技術

微生物を上手に活用、賢く制御

さまざまな産業や医療でバイオ技術が活用されていますが、我々も建設業での活用を進めています。溶剤や油などで汚染された地盤を、微生物を上手に活用する栄養剤や、賢く制御するための施工技術を用いて、浄化が困難な粘性土地盤であっても安価で、省エネルギーな浄化を進めています。
一方で、新型コロナなどの有害なウイルス、微生物が大きな問題となっていますが、実環境下で除菌性能を実証した信頼性の高いミスト除菌技術の開発を進め、安全な職場環境をつくるお手伝いをしています。

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緒方 浩基Hiroki Ogata
汚染土壌浄化、室内微生物制御
バイオ関連の活用技術や制御技術が世の中に溢れていますが、信頼性が乏しい技術も少なくありません。これは、エビデンスが不足しているためです。実際の現場や現場に近い条件でエビデンスを取得することで信頼性の高い技術の開発を進めています。
緒方 浩基Hiroki Ogata
汚染土壌浄化、室内微生物制御
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バイオ関連の活用技術や制御技術が世の中に溢れていますが、信頼性が乏しい技術も少なくありません。これは、、エビデンスが不足しているためです。実際の現場や現場に近い条件でエビデンスを取得することで信頼性の高い技術の開発を進めています。

Sports Turf Construction /
Sports Turf Management

スポーツ芝造成・育成管理

選手にも観客にも快適な
スポーツ芝を創造します

プロスポーツ用スタジアムの大屋根の影響により、天然芝の生育不良が頻発しています。天然芝への影響が少ない屋根設計が第一ですが、困難な場合が多く、育成管理に苦慮しています。
国内で環境条件の最も厳しいスタジアムの設計・施工・維持管理を長年経験したノウハウを活かし、最先端の芝育成促進技術を駆使した育成管理技術の研究開発を行っています。
天然芝の造成と維持管理の一貫した技術を担うことにより、快適で魅力的なスタジアム空間を提供します。

関連技術
人物紹介画像
十河 潔司Kiyoshi Sogo
天然芝、造園・緑化
「天然芝」という生き物を相手にしているため、日々の観察・管理作業が重要です。3現主義をモットーに実際の芝生を見て触れることで、生育状態を瞬時に把握し、次なる対策・管理を講じることができます。隣の芝生ではなく、自分の芝生を青くできるよう努めています。
十河 潔司Kiyoshi Sogo
天然芝、造園・緑化
人物紹介画像
「天然芝」という生き物を相手にしているため、日々の観察・管理作業が重要です。3現主義をモットーに実際の芝生を見て触れることで、生育状態を瞬時に把握し、次なる対策・管理を講じることができます。隣の芝生ではなく、自分の芝生を青くできるよう努めています。

Conservation of Vegetation /
Wild Life and Biodiversity

自然環境保全・生物多様性

「いのち」を育む「緑」と
「土」と「水」を守る

地域にふさわしい緑を大切に育てるためには、目的と立地に合った植物を選定した緑化計画、植栽基盤の適切な整備が必要です。
生き物(カエル、トンボ)を呼びよせる池・湿地の「ビオトープづくり」や自然環境調査をもとに誘致する生き物を設定し、自然と共生する空間づくりを行っています。
事業地周辺に生育生息する貴重種(絶滅危惧種)について、調査し、その結果から継続的に生育生息するための保全対策を行います。

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寺井 学Manabu Terai
植物学、生態学、造園・緑化
なぜ、生物多様性は大切なのか?
多様な生物の「恵み」と「つながり」によって、私たちの暮らしは支えられています。名もなき草や虫たちも、何かの役割があり、その価値を人間が決めつけることはできないと考えます。
寺井 学Manabu Terai
植物学、生態学、造園・緑化
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なぜ、生物多様性は大切なのか?
多様な生物の「恵み」と「つながり」によって、私たちの暮らしは支えられています。名もなき草や虫たちも、何かの役割があり、その価値を人間が決めつけることはできないと考えます。

Environmental Technology /
Soil Science / Material Chemistry

環境技術・土壌学・材料化学

化学の力で新材料と施工合理化

土木・建築の施工方法には、従来から定められたやり方があります。建設現場では、日々それを工夫して改善を図ることで、品質向上やコスト低減につなげています。その工夫に化学の力を利用して、従来は不可能と思っていたことを実現できるよう技術開発を行っていきます。

関連技術
関連技術画像 関連技術画像
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人物紹介画像
三浦 俊彦Toshihiko Miura
環境地盤工学、材料化学
専門が土木・建築ではないので、まずは現場ニーズをよく聞いて開発につなげることを意識しています。また、最近では環境への配慮も重要になっておりますが、本質的に環境負荷低減となる方法は何かを考えて、将来的な企業価値を高めることにつなげていきたいと考えます。
三浦 俊彦Toshihiko Miura
環境地盤工学、材料化学
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専門が土木・建築ではないので、まずは現場ニーズをよく聞いて開発につなげることを意識しています。また、最近では環境への配慮も重要になっておりますが、本質的に環境負荷低減となる方法は何かを考えて、将来的な企業価値を高めることにつなげていきたいと考えます。

Biological Technology / Microbial Control

バイオ技術・微生物制御

微生物を制御し、
安全・安心な空間を造ります

肉眼では見えない小さな生き物、微生物に着目し、微生物を制御する技術開発を行っています。微生物を効果的に制御するために、どこにどんな微生物がいるかを把握することが重要で、DNA解析による微生物調査を行っています。
最近、感染症対策の観点から、家具や備品に付着した菌を取り除く環境表面除菌への関心が高まっていますが、「マルチミスト🄬」は、微細な薬剤ミストを噴霧し、環境表面を自動で除菌する設備です。手作業では拭ききれない細部まで短時間で除菌できます。
「アスペルバスター🄬」は、建物の改修や解体工事で発生する粉じん由来のカビ感染症対策技術です。工事着手前に天井裏を除菌し、原因菌の飛散リスクを効果的に低減します。

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四本 瑞世Mizuyo Yotsumoto
微生物制御、室内除菌、DNA解析
お客さまに自信を持って提案できる研究開発を心がけています。そのためには、実験を繰り返し行い、データを積み重ね、最適化していくことが重要であり、時間も労力もかかります。しかし、実際に開発技術が使われた時、喜びとやりがいを感じます。今後も、世の中で使われる技術の開発をめざし、日々取り組んでいきます。
四本 瑞世Mizuyo Yotsumoto
微生物制御、室内除菌、DNA解析
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お客さまに自信を持って提案できる研究開発を心がけています。そのためには、実験を繰り返し行い、データを積み重ね、最適化していくことが重要であり、時間も労力もかかります。しかし、実際に開発技術が使われた時、喜びとやりがいを感じます。今後も、世の中で使われる技術の開発をめざし、日々取り組んでいきます。

公正な研究活動について

大林組技術研究所では、
公正な研究活動を推進しております。
研究活動における不正行為等、
お気づきの点がございましたら、
以下の連絡先までご連絡ください。

  • 大林組技術研究所企画管理部
  • 〒204-8558 東京都清瀬市下清戸4-640
  • 電話番号:042-495-1111
  • FAX番号:042-495-0901
  • メールアドレス:tri_kousei_kenkyu@ml.obayashi.co.jp