土壌汚染対策

原位置処理

汚染土壌を掘削せずに、汚染地盤に清水や薬剤などを注入したり、汚染地下水を揚水・回収したりすることにより処理します。低コスト、低環境負荷で処理できます。汚染が深い場合や稼働中の工場など地上に構造物や稼働設備がある場合にも有効です。

原位置バイオ処理

クロロクリン®シリーズ

適用範囲:砂質土、粘性土、VOCs
対策原理・技術:微生物分解

大林組が開発した微生物栄養剤「クロロクリン®」を地盤に注入し、地盤中の微生物を活性化させることによりVOCsを微生物分解します。
クロロクリンは4タイプあり、汚染濃度など現地状況に応じて適切に使用します。また、クロロクリンは食品添加物からなり、安全で低コストに浄化できる資材です。

クロロクリン工法のイメージ

クロロクリン工法のイメージ

クロロクリンS工法のイメージ

クロロクリンS工法のイメージ

工法 特長 適用地盤
クロロクリン 最も安価で、VOCsの早期分解が可能 砂質土
クロロクリンW 低粘性、低吸着性なので、地盤浸透性に優れ、離れた場所の汚染浄化に適用可能
クロロクリンL 長期持続性の微生物栄養剤なので、追加注入することなく、VOCsを長期間分解可能
クロロクリンS 多地点で注入するため、微生物栄養剤の浸透距離が短い粘性土でも浄化可能 砂質土・粘性土
バイオスパージング工法

適用範囲:砂質土、VOCs、油
対策原理・技術:微生物分解

地下水中に空気と栄養塩を送り込むことで油・ベンゼンなどを揮発させて回収すると同時に、微生物の活性化により分解します。地上施設が目立たず、操業中の建物に影響なく浄化できます。

バイオスパージング工法

浄化運転状況(地上配管)

浄化運転状況(地上配管)

浄化運転状況(埋設配管)

浄化運転状況(埋設配管)

バイオパファーマルチシステム®工法

適用範囲:砂質土、粘性土、VOCs、油
対策原理・技術:微生物分解、原位置通水

高圧空気で土壌から汚染物質を剥離します。空気と水を媒体に、汚染土壌から油・ベンゼンなどを除去しながら微生物も活性化して汚染物質を分解します。

バイオパファーマルチシステム®工法

実施試験状況(地上配管)

実施試験状況(地上配管)

浄化運転状況(地上配管)

浄化運転状況(地上配管)

酸化剤処理

酸化剤注入工法、ハイブリッド酸化剤注入工法

適用範囲:砂質土、VOCs、油
対策原理・技術:化学分解(酸化)

過酸化水素水や過硫酸ナトリウムなどの酸化剤および触媒を地盤に注入し、地盤中のVOCs・ 油を酸化分解します。化学的な反応を利用するため短期間に浄化が可能です。

酸化剤処理

過酸化水素水注入設備

過酸化水素水注入設備

注入孔

注入孔

鉄粉混合処理

鉄粉混合工法、気泡鉄粉混合工法、鉄粉バイオ混合工法

適用範囲:砂質土、粘性土、VOCs
対策原理・技術:微生物分解、化学分解(還元)

鉄粉の還元反応、微生物活性化による分解を利用して、地盤中のVOCsを短期間で分解します。原位置攪拌による施工のため、あらゆる土質で鉄粉等の薬剤の混合ができます。さらに、高濃度の汚染も浄化可能です。

鉄粉混合処理

深層混合機械

深層混合機械

鉄粉混合状況

鉄粉混合状況

原位置通水処理

通水洗浄工法、iSOCTM工法、メタガード®工法
バイオメタガード®工法、ハイパーディープウェル®工法

適用範囲:砂質土、VOCs、重金属等、油
対策原理・技術:真空吸引・揚水、原位置通水、原位置不溶化

ハイパーディープウェル工法を含めた通水洗浄工法は、揚水と注水を同時に行い、汚染物質を回収・除去します。通水不溶化工法のメタガード工法、バイオメタガード工法では、薬剤を地盤中へ流すことで、重金属等を不溶化します。

通水洗浄

通水洗浄

通水不溶化

通水不溶化

揚水・注入設備

揚水・注入設備

薬剤プラント

薬剤プラント

原位置不溶化処理

原位置不溶化工法、アワガード®工法

適用範囲:砂質土、粘性土、重金属等
対策原理・技術:原位置不溶化

汚染土壌に薬剤を原位置で添加・混合して、重金属などの溶出を防止します。薬剤は土中の重金属等と反応して、極めて水に溶けにくい化合物を形成します。シールドトンネルでは、切羽部に薬剤を噴出して攪拌混合します。

原位置不溶化処理

アワガード®工法

アワガード®工法

深層混合状況

深層混合状況

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