AIを活用した安全管理
クアトロアイズ®
作業員の接近を検知して建設重機との接触を防止する安全装置
クアトロアイズとは?
建設現場において、重機と作業員の接触事故は死亡災害の主要な原因の一つとなっています。あらかじめ現場作業員の作業姿勢やヘルメットの特徴を学習させたAIを活用することで、バックホウやクレーンなどの建設重機に設置した複数のカメラで作業員を高精度に認識し、接近の危険を検知すると強制的に重機を停止させて防止する安全装置です。
お客様のメリット
高精度な作業員認識精度
- AIにあらゆる作業姿勢と世界中のヘルメットを学習させて、作業員の検知精度が飛躍的に向上しています。
- 従来システムでは難しかった、屈んだ姿勢や大きな資材を運んでいる作業員の検知も可能です。
接近距離によって警報と強制停止を設定
- 10m以下の範囲で、警報を発する距離と重機を強制停止する距離を設定することで、作業効率を下げずに安全を確保します。
- 距離計測はAIによる認識とステレオカメラ計測を連携して算出し、正確な判定が可能です。
ほとんどの重機に後付けで適用可能
- 電気的にエンジンを止めるため、ほとんどの重機に簡易な作業で後付けできます。
- 強制停止によるエンジンの故障はありません。
画像処理技術により暗い作業場所で使用可能
- トンネル坑内などの比較的暗い作業場所(20ルクス程度)や逆光にも対応できます。
安全な作業環境を実現
- 従来の安全装置は、重機オペレーターや作業員に警報を発するだけで、回避や停止の判断は人間に委ねられていますが、重機を強制的に停止できるため、ヒューマンエラーを排除でき、より安全性が向上します。
【実績・適用例】
- 大阪桜島一丁目ホテル計画 ほか
【その他】
NETIS登録番号:KT-180148-A