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女性社員の活躍 FEMALE WORKERS

[女性役職者インタビュー]大規模プロジェクトの副所長として活躍する、生産設計のエキスパート

職種: 建築職 担当業務: 生産設計 東京本店 日本橋二丁目北地区工事事務所 副所長(取材当時) 高橋 厚子 1980年入社 工学部 建築学科 卒

多くの関係者との交渉を経て、信頼を得ていく仕事

入社以来、生産設計の業務を中心にキャリアを積んでおり、現在は都心の大規模オフィスビル新築工事に副所長として携わっています。生産設計の仕事内容を一言で表すと、「現場で使う図面を作る仕事」です。いわば、設計者と施工者をつなぐ仕事です。工事を進めるに当たっては、設計者の描く「設計図」の内容をより具体的かつ詳細に記した「施工図」が必要となります。多く関係者と打ち合わせを重ね、工事に必要な情報を図面に落とし込んでいくのが生産設計の仕事内容です。お客様、設計事務所、協力会社など、さまざまな立場の方々とコミュニケーションを取る必要があるため、交渉術が求められる仕事だと思います。一方で、相手にとっても利益につながるような提案をしていくことで、大きな信頼を得ることができる仕事でもあります。

仕事で大切にしている“三ヵ条”

仕事を進める中で大切にしていることは三つあります。一つ目は「感謝を忘れないこと」です。建物を造るためには、数多くの関係者と力を合わせなければなりません。特に協力会社の方々。協力会社あってのゼネコンといっても過言ではありません。やってもらって当たり前ではなく、図面を仕上げてくれたときの「ありがとうございます」の一言であったり、受け取った資料をすぐにチェックしたりといった気配りには気を付けています。そうしたやり取りの中から信頼関係が生まれますから。
二つ目は「情報と意識の共有」です。生産設計の仕事では、日々図面の内容に変更が生じるため、全員がタイムリーに最新の情報を知っておかなければなりません。古い図面のまま施工し、手戻りが発生することが現場にとって最大の無駄です。そうならないよう、設計者との協議内容から、現場の進捗状況まで、全体の動きをよく把握して、こまめに情報共有を図るようにしています。
三つ目は「将来まで見越したものづくり」です。建物の納まりには複数の選択肢がありますが、意匠性を追求するあまりに、利用者の利便性への配慮が欠けていたり、将来の不具合が予想される納まりになっていたりする場合があります。工業製品と異なり、建物は数十年に渡って使われるものです。設計者のイメージに沿いながらも、将来の不具合を回避するアイデアを提案し、気持ち良く了解してもらえるように心がけています。

子育てを応援する職場環境

生産設計の分野では、かなり以前から多くの女性たちが活躍してきました。たくさんの先輩や同僚、後輩がいて、それぞれ力強く働いています。ただ、女性の場合は出産など、人生でいろいろな分岐点があります。私も出産のときは産前産後に休暇を取得しました。現在では産休や育休、短時間勤務などの制度が充実しているので、子育てを応援する環境整備はかなり進んでいると思います。こうした仕事と子育ての両立を支援する制度を活用して、これから入ってくる後輩たちにも長く仕事を続けて欲しいと思います。

続けていく“価値”がある仕事

2人の子どもが成人した今だから言えることですが、家庭との両立に悩んだ時期もありました。それでも、会社の制度を利用しつつ仕事を続けてきたのは、それだけの価値がある仕事であると感じていたからです。プロジェクトごとに異なる関係者、日々変更や修正が発生する図面、目まぐるしく変わる現場の状況など、大変なことも多いですが、一品生産のものづくりであるがゆえに毎日が新鮮です。ゼネコンのものづくりの中に、自分の仕事の価値を見出すことができたことが、これまでこの仕事を続けてきた一番の理由です。
これから就職をする学生の皆さんにも、自分が働く価値を見出せるような会社、仕事を見つけて欲しいと思います。