
シールドトンネル最先端技術紹介 Shield Tunnel Technology
シールドトンネル技術の最先端をめざして
大林組がシールドトンネル建設を手がけてシールドトンネル建設になくてはならない密閉型シールド工法が国内に導入されてから50年が経過し、シールドトンネル建設の技術は飛躍的に向上しました。大林組では、国内外で600件を超えるシールドトンネルの実績・経験を糧に、先人から引き継いできた技術と経験、最新のテクノロジーを融合させることにより、さらなる新技術の研究・開発に取り組んでいます。
特殊シールド
掘削技術

シールド掘進技術 ASC-OMによる同時掘進システム
掘進と組み立ての同時施工により工期を大幅に短縮します。

シールド掘進管理技術 チャンバー内の土砂流動管理技術
チャンバー内可視化装置によるリアルタイムな管理で安全かつ安定したシールド掘進を可能にします。

切羽の安定 気泡シールド工法
地盤変状を抑制し、安定したシールド掘進ができます。

長距離掘進 テレスポークビット工法®
安全にビット交換し、長距離掘進・工期短縮を実現します。

長距離掘進技術 LLビット
シールドマシンのカッタービットの長寿命化で長距離掘進と工期短縮を実現します。

シールド掘進管理技術 巨礫対応型排土機構
想定以上の岩石の出現による掘進停止を回避し、工程を確保します。
覆工技術
周辺技術

シールド坑内自動測量システムOGENTS/SURVEY™
(オージェンツ/サーベイ)
坑内測量の自動化により、生産性が向上します。

シールド自動運転システム「OGENTS/DRIVETM」のキーテクノロジー シールド三次元線形管理システム
三次元モデルによる立体的な線形管理でシールドトンネルの品質向上を図ります。

シールド機をAIで自動で方向制御、
OGENTS/DRIVEの構成技術シールドAI自動方向制御システム
オペレーターの技能によらず計画線に沿った掘進が可能。

シールド掘進管理 セグメント真円度計測装置
セグメントリングの品質が向上します。

機械メンテナンス ローラーカッター摩耗検知装置
カッターの摩耗量を管理することで工程の遅延トラブルを防止。

シールド掘進管理技術 グリスライン異物混入監視装置
異物混入による土砂シール損傷を防止し、健全性を保持します。

テールシール充てん材 シールノックCR
テールシールの高い止水性により、セグメントの品質を向上。

裏込め注入 透水性裏込め材
シールドトンネルの施工に伴う地下水流の分断を防止します。

土壌汚染対策 重金属汚染土の鉄粉洗浄
アールキュービック®土壌洗浄システムは、汚染土壌のうち細粒土からなる汚染土(脱水ケーキ)を分離除去し、浄化土(粗粒土)を回収します。

土壌汚染対策 ヒソガード®
汚染状況に応じた薬剤を攪拌混合して不溶化します(不溶化工法)。ヒ素汚染土壌については、不溶化、地盤強度の確保、pHの中性保持を一工程で可能にする技術もあります(ヒソガード®)。

地盤変状抑制 ジオフレックスビーム®
小土被りシールド工事における地盤変状を抑制します。

シールド掘削土砂搬出 Uターン方式連続ベルトコンベヤー
ベルト捻転装置により、中継コンベヤーが不要になります。

シールドマシンのアクティブ制振システム ゆれなシールド™
シールドマシン掘進に伴う振動を低減し周辺環境に配慮します。

環境にやさしいシールドマシン用充てん材 シールノックBD
生分解性を有し、止水・圧送性能が高いテールグリース。

地中支障物切削管理技術 アコースティック・エミッション技術を用いた支障物切削負荷検知システム
切削時の負荷や衝撃を抑制し、支障物を確実に切削します。

掘削土量管理技術 チャンバー内掘削土砂の物性値計測システム
泥土圧シールドにおいて、掘削土砂の「湿潤密度」と「含水量」をリアルタイムに連続計測します。

シールド掘進管理技術 色と匂いで知らせる摩耗検知ビット
視覚と嗅覚によりカッタービットに起因するトラブルを未然に防止します。