二次覆工一体型下水道用シールド
コンパクトシールド工法
小口径のシールド工法のコスト縮減と工程短縮を可能にします
コンパクトシールド工法とは?
従来の小口径管路のシールドでは、その狭い坑内にシールドの後方設備の台車や資機材運搬用の軌条設備を設置して、トンネルを構築していました。コンパクトシールド工法は、小口径シールドの合理化を図ることを目的に開発したものです。
「後方設備内包型3分割シールド」、「4分割3ヒンジ構造のインバート溝付き二次覆工一体型セグメント」、「ガイドローラー付きタイヤ式搬送システム」を採用し、工費縮減・工期短縮・維持管理の効率化が可能です。
お客様のメリット
工費を縮減できます
- セグメントに二次覆工を一体化することで二次覆工厚を薄くでき、掘削断面を縮小できます。
- シールドは、前胴・中胴・後胴に3分割したユニット構造となっているため、小さい立坑で分割発進・分割回収が容易となり、転用ができます。
工期を短縮できます
- セグメントは工場で防食層(二次覆工)を一体化して製造するので、二次覆工工程を省略でき、工期を短縮できます。
- インバート溝をガイドにするタイヤ式搬送システムにより、坑内搬送用設備工を省略できます。
急曲線施工にも対応できます
- 3分割されたシールドは中折れ装置で連結されているため、急曲線にも対応できます。
効率良く維持管理できます
- 平坦なインバートを有しているので、歩行・タイヤ式作業台車を用いた点検・補修が可能です。
- インバート溝に勾配調整を施すことで、管路に必要な流下機能を確保できます。
【実績・適用例】
港区新橋五丁目、芝公園一丁目付近整備 ほか1件
【その他】
NETIS登録番号:KT-010064-A(掲載期間終了)