合成セグメント

SBL(Steel Beam Lining)セグメント

優れた合成構造・高い止水性を有したセグメントです

SBL(Steel Beam Lining)セグメントとは?

セグメントの外面側にスキンプレート、継手面の外周側にシール溝付き鋼板を配置し、主鋼材をコンクリートで被覆した合成セグメントです。
外面側をスキンプレートとシール溝付き鋼板で覆っているため、高い水密性を有しています。
また側面のコンクリート面を利用して、継手を自由に選ぶことができ、当社保有のワンパスセグメントに対応した継手を選択することで、組み立て時間の短縮と内面平滑による二次覆工省略が可能です。

SBLセグメントの構造概要
SBLセグメントの構造概要

お客様のメリット

合成構造により優れた断面・高い止水性を有しています

  • RCセグメントに比べ、高強度・高剛性を確保できるため、セグメントの薄肉化が可能です。
  • 外面側はスキンプレートとシール溝付鋼板で覆われているため、割れ欠けを防止し、高い水密性を確保できます。

工期を短縮できます

  • 側面はコンクリートのため、セグメント継手・リング継手を自由に選ぶことができ、汎用性のあるワンパス継手を採用することで組み立て時間が短縮できます。

【実績・適用例】

実大要素試験を実施して検証しています。

  • 単体曲げ試験
実験状況
実験状況
モーメント-曲率関係
モーメント-曲率関係

曲げ試験により、主鋼材とコンクリートが一体化して挙動する合成構造を確認しています。

  • 継手曲げ試験
実験状況(正曲げ)
実験状況(正曲げ)
モーメント-回転角関係(正曲げ)
モーメント-回転角関係(正曲げ)

試験結果から得られた回転ばね定数はRC計算値に近似し、継手剛性の評価の妥当性が検証できました。ワンパス施工が可能な先付け水平コッター(セグメント間のワンパス継手)の有効性も確認済みです。

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