シールド坑内自動測量システム
OGENTS/SURVEY®(オージェンツ/サーベイ)
坑内測量の自動化により、生産性が向上します
OGENTS/SURVEYとは?
シールド工事において、施工精度を管理するためにセグメント測量、マシン測量および坑内基準点・水準点測量を適宜行いますが、マシン測量以外は自動化が進んでおらず、従来からの手動による測量を行っていました。OGENTS/SURVEY(オージェンツ/サーベイ)は、タブレット端末を利用して自動視準トータルステーションを遠隔で操作することで、これらすべての測量を自動化できる技術です。

お客様のメリット
測量精度が向上します
- 人間が測量する際に誤差の要因となる利き目や癖などがないため、手動による測量に比べばらつきを縮小できます。
- 自己診断機能により測量機器精度の低下を検知し、自動で機器校正を行うため、高い精度を維持できます。
国土交通省が推進する「i-Construction」に準じています
- 1台のトータルステーションで、セグメント測量、マシン測量、坑内基準点・水準点測量のすべてを自動で行えます。
- 測量結果はシールド掘進管理システムに自動送信されるため、現地での記録作業やシステムへの手入力作業を省略し、測量時間を30%短縮できます。
- 遠隔操作により自動で視準するため、従来は二人で行っていましたが、一人での測量が可能になり、生産性が向上します。
【実績・適用例】
- 実証実験
OGENTS/SURVEYの動作確認試験および精度確認試験を実施。従来の手動測量と比べて測量時間が30%低減し、観測誤差のばらつきが約40%縮小することを確認しました。
