シールド掘進管理技術

グリスライン異物混入監視装置

異物混入による土砂シール損傷を防止し、健全性を保持します

グリスライン異物混入監視装置とは?

高水圧下での掘進は、シールドマシンのカッター駆動部の土砂シール(※1)に細砂などの異物が混入しやすく、それによりカッターが回転不能になります。また、土砂シールは土中での交換が困難であるため、損傷すると長期間の掘進停止を余儀なくされます。グリスライン異物混入監視装置は、土砂シール間のグリス混濁具合をカメラで撮影し、画像解析により可視化することでグリスへの異物混入を検知する装置です。異物を検知した場合は、直ちに新しいグリスを給脂して異物を地山側へ押し出すことで、土砂シールの損傷を防止し、健全性を保持します。

※1 土砂シール
切羽水圧に対してカッター駆動部の止水を行う部品

お客様のメリット

カッターの回転不能を回避し、工程を確保します

  • 従来の管理では早期発見が困難であった異物混入の検知が可能となり早期に対応できるため、土中での交換が困難な土砂シールの損傷を防止します。

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