革新の時代

1964年(昭和39年)

国立代々木競技場第二体育館

国立代々木競技場第二体育館

この年

東京オリンピック開催。国を挙げて行われたこの一大イベントには総額1兆円を超える工事費が投じられ、競技施設のみならず、競技場までの輸送施設、宿泊施設、東海道新幹線、首都圏高速自動車道路網、地下鉄、高級ホテルなどが整備された。大林組はこのうち、国立代々木競技場第2体育館、東海道新幹線(東京や新大阪の駅舎など)、羽田空港~浜松町間のモノレールなど、多くの工事を施工した。

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  • 国立代々木競技場第二体育館
  • 東海道新幹線東京駅高架橋
  • 近畿日本鉄道奈良線新生駒隧道西口
  • 京都タワービル
  • 天ヶ瀬ダム
  • 東京モノレール羽田線第7工区

1964年の大林組

4月
三重県庁舎竣工
4月
初の海外駐在員事務所をタイ・バンコクに開設
4月
東海道新幹線東京駅高架橋竣工
6月
近鉄奈良線 生駒隧道西口竣工
8月
京都タワービル竣工
8月
国立代々木競技場第二体育館竣工
9月
東京モノレール羽田線第7工区竣工
9月
名神高速道路米原・関ヶ原間舗装竣工
10月
大阪地下鉄御堂筋線新大阪および南方停留場竣工
10月
天ヶ瀬ダム竣工

社会の出来事

3月
川崎市によみうりランドが開園
4月
日本、OECDに加盟(先進資本主義国の一員に)
4月
海外旅行自由化
8月
東京・渋谷にNHK放送センター開局(東京五輪に合わせ暫定的に運用)
9月
東京モノレール開業(浜松町−羽田空港間)
10月
東海道新幹線営業開始
10月
第18回五輪東京大会開催

建設業界の動き

3月
日本鉄道建設公団発足
7月
住宅地造成事業に関する法律公布
7月
道路法一部改正(1級、2級国道の区別を廃し一般国道とする)
7月
改正河川法公布(1級河川、2級河川の指定)
9月
建築業労働災害防止協会発足
10月
建設業退職金共済組合設立