サステナビリティ推進体制
大林組基本理念に基づいた企業活動を実践し、社会と自らのサステナビリティ実現に向けた取り組みを推進するため、環境・社会のサステナビリティ課題に関する取締役会の諮問機関として「サステナビリティ委員会」を、企業統治や経営戦略などのサステナビリティ課題に関する取締役会の下部組織として「取締役座談会」をそれぞれ設置し、両課題の検討議論を行う体制としています。サステナビリティ推進に関する経営方針は、両会議体の議論を踏まえて決定します。
業務執行においては、経営会議のもと、代表取締役社長 兼 CEOから委嘱を受けた経営計画委員会および同委員会に設置する各サステナビリティ分野の専門委員会において、事業ポートフォリオ、人材組織戦略および知的財産戦略などの方向性といった、取締役会が決定した経営方針に沿った具体的な施策の立案、推進および実施状況の把握を行い、取締役会に諮(はか)る体制としています。

主な委員会の情報
サステナビリティ委員会 | 環境・社会のサステナビリティ課題の検討・議論および執行における実施状況の確認 委員長:社長 開催頻度:年2回以上 |
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取締役座談会 | 企業統治や経営戦略などの企業のサステナビリティ課題の検討・議論 委員長:会長 開催頻度:必要の都度 |
経営会議 | サステナビリティ課題を含む経営上の重要事項の報告、審議、指示、決議 議長:社長 開催頻度:年30回程度 |
経営計画委員会 | サステナビリティ課題に対する執行方針の策定および進捗の管理 委員長:経営計画担当役員 開催頻度:年12回程度 |
ヒューマンライツ専門委員会 | 「大林グループ人権方針」に基づく、人権課題の解決および人権啓発の推進 委員長:人事部担当役員 開催頻度:定例年1回のほか、必要の都度 |
人材マネジメント専門委員会 | 「大林グループ人材マネジメント方針」に基づく人事制度の運用、人材活用、ダイバーシティなどの推進 委員長:人事部担当役員 開催頻度:必要の都度 |
広報戦略専門委員会 | 社内外広報に関する方針・戦略の策定 委員長:コーポレート・コミュニケーション室担当役員 開催頻度:必要の都度 |
環境経営専門委員会 | 「大林グループ環境方針」に基づく戦略の策定や環境経営の推進、環境マネジメントシステム(EMS)に基づく活動実績の把握・評価および次年度以降の目標設定ならびに活動の推進 委員長:環境経営統括室担当役員 開催頻度:年2回以上 |
サプライチェーンマネジメント専門委員会 | 「大林グループCSR調達方針」に基づく、協力会社を含めた国内外のサプライチェーンマネジメントに関する方針・戦略の策定 委員長:調達本部長 開催頻度:年1回以上 |
技術戦略専門委員会 | 「大林グループ知的財産マネジメント方針」に基づく、知的財産権の取得、保護および活用ならびに技術開発戦略と事業戦略を有機的に連携させた知的財産戦略の策定 委員長:技術本部長 開催頻度:年3回以上 |
生産性向上専門委員会 | 生産性の見える化と向上の全社的な推進、ROIC逆ツリーの展開とモニタリングおよび組織風土改革の推進 委員長:グローバル経営戦略室担当役員 開催頻度:必要の都度 |