調達先との信頼関係の強化(調達先)

調達先と公正な取り引きを行うとともに、
成長発展するパートナーとして信頼関係の強化に努めています。

CSR調達の推進

企業の社会的責任を果たすためには、サプライチェーン全体での取り組みが不可欠と考えています。国内はもとより海外の取引先様に対しても大林組基本理念やCSRの考え方などを理解していただき、人権、安全衛生、環境、品質、社会貢献などに共に取り組んでいくことをめざしています。

大林組グループCSR調達ガイドライン

2011年に「大林組グループCSR調達ガイドライン」を制定しました。このガイドラインは、大林組グループのすべての調達先を対象としています。大林組ウェブサイトなどで公開しているガイドライン9項目のうち、主要な項目は調達先と締結する契約約款に定めており、契約時に確認をしています。

調達先の皆様へ

企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)への取り組みは、年々その重要性を増しています。 大林組は、お客様や社会に安全・安心な建設物を提供することが、建設会社として第一に果たすべき社会的責任と考えます。しかし今日では、地球温暖化対策や人権への配慮等、他のさまざまな取り組みも求められています。大林組は、持続可能な社会の実現への貢献を掲げた「大林組基本理念」を2011年1月に制定しました。大林組グループは、「大林組基本理念」に定められている「企業行動規範」にのっとり調達活動を推進します。

企業が事業活動を通じその社会的責任を果たすためには、当然ながら、関連するサプライチェーン全体での取り組みが求められます。調達先の皆様のご理解とご協力が不可欠であることは言うまでもありません。そこで今回、社会から共通に求められている項目を取り上げ、「大林組グループCSR調達ガイドライン」として制定しました。

皆様には、以下の9項目について積極的・持続的に取り組んでいただき、さらなるレベル向上を図って下さるよう、あらためてお願いいたします。また、CSRへの取り組みは、皆様だけでなくサプライチェーン全体にも適用されるべきものですので、同様に配慮いただくよう要望いたします。なお今後、適宜皆様の取り組み状況を確認させていただきながら、調達活動を進めてまいります。

1 法令の遵守

事業活動を行う国や地域で適用されるすべての関連法令、社会規範やその精神を遵守してください。

  • 大林組グループ各社が開催する研修会に参加する等、意識向上とその周知徹底に努める。
2 企業倫理の確立

高い倫理観を持ち、公正な競争ルールに基づく事業活動を実践してください。

  • 不適切な利益の供与や受領を行わない。
  • 暴力団対策法等の趣旨にのっとり、反社会的勢力との一切の関係を遮断する。
  • 知的財産権を尊重する。
  • 内部通報者の権利を保護する。
  • 企業情報の適切な開示に努める。
3 人権の尊重

人権尊重の精神を基本においた事業活動を推進してください。

  • 性別・年齢・人種・出身地・障がいの有無・身体的特徴などを理由とした差別や、セクシャルハラスメントなど人権を侵害する行為を行わない。
4 安全衛生の確保

事業に関わるすべての人々に対して、安全衛生を確保してください。

  • 自主的に安全衛生確保のための体制を確立し、その維持・向上に努める。
  • 現場においては、安全衛生管理体制を確立し、労働安全衛生マネジメントシステムの適切な実施・運用により、自主的な安全衛生管理を向上させ、災害防止活動に協力する。
  • 現場においては、お客様をはじめ、周辺地域の方など関係者に対する安全衛生を徹底する。
  • 現場においては、労務安全書類ASP「グリーンサイト」の利用を推進する。
  • 大林組グループ各社が開催する研修会に参加する等、意識向上とその周知徹底に努める。
  • 大林組グループ各社の安全衛生確保活動に協力する。
5 環境への配慮

二酸化炭素削減、資源循環、そして自然共生に配慮した事業活動を推進してください。

  • 省エネルギー、省資源を通じた二酸化炭素削減に努める。
  • 排出量削減やリサイクル率向上等の廃棄物対策、有害物質削減や適正管理等の化学物質対策、そして環境負荷の小さい製品・技術・構工法採用等のグリーン調達を通じた資源循環に努める。
  • 生物多様性への配慮を通じた自然共生に努める。
  • 自主的に環境配慮のための体制を確立し、その維持・向上に努める。
  • 現場においては、お客様をはじめ、周辺地域の方など関係者に対する環境配慮を徹底する。
  • 大林組グループ各社が開催する研修会に参加する等、意識向上とその周知徹底に努める。
  • 大林組グループ各社の環境配慮活動に協力する。
6 品質の確保

製品・サービスに要求された品質を確保してください。

  • 自主的に品質確保のための体制を確立し、その維持・向上に努める。
  • 大林組グループ各社が開催する研修会に参加する等、意識向上とその周知徹底に努める。
  • 大林組グループ各社の品質確保活動に協力する。
7 災害時リスク管理体制の構築

平常時から災害に備え、リスク管理体制を確立してください。

  • BCP(事業継続計画)の構築に積極的に取り組み、納期・工期の遵守に努める。
8 情報セキュリティの確保

個人情報や機密情報(図面等、工事関連のすべての書面や電子情報)の漏洩防止を徹底してください。

  • ファイル交換ソフトの利用や個人所有パソコン、外部記憶媒体の使用を禁止し、盗難・紛失の防止策を講じる。
  • ウィルス対策ソフトや各セキュリティ修正プログラムの最新版を常に適用する。
  • 工事に関する情報を、ブログ・SNS・ツイッター等、公開されているコミュニティサイトに投稿、転載しない。
  • 大林組グループ各社のネットワークへの自社パソコンの接続禁止、交付されたユーザーIDやパスワードの安全な管理を徹底する。
9 社会貢献

CSR調達を意識し、実践するうえで解決が必要となる社会や地域の課題があれば、積極的に取り組んでください。

  • ボランティア活動等を通じ、地域とのコミュニケーションを図る。
  • 大林組グループ各社の取り組みに積極的に参加する。

2011年6月1日制定

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教育・研修会などの支援

安全体感研修の様子

大林組は、安全パトロールや安全衛生教育など、安全衛生の向上に向けた活動を調達先と一体となって取り組んでいます。また、調達先の安全衛生管理能力の向上をめざし、管理体制の整備や充実に向けた支援を行っています。
調達先に対し安全衛生、品質、法令遵守などに関する情報提供を行うとともに、研修会などへ社員を講師として派遣するなど、各種支援も行っています。

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建設技能者の人材確保と育成

近年、建設業では、就業者の高齢化や若年入職者の減少などにより、建設技能者の人材不足という問題に直面しています。この問題を解消するため、社会保険加入促進や、重層下請構造の改善などの問題も含め、建設技能者の育成と人材確保に取り組んでいます。

大林組林友会教育訓練校

仮設足場の組み立て訓練の様子

建設技能者の育成と次世代への技能伝承を目的に、2014年に教育訓練校(※1)を開校しました。とび工・鉄筋工・型枠工の3コースを設けており、当社や調達先の社員が講師を務めています。訓練生は約1.5ヵ月間にわたり、施工や安全管理、CADなど、建設現場で必要となる知識・技能を習得します。
また、CADに特化した短期コースも設けられており、これまで105人(2018年3月末現在)が修了し、建設現場で活躍しています。

※1 厚生労働省の制度を活用した職業訓練実施広域団体。大林組林友会教育訓練校は東京都からの認定を受けている

スーパー職長(※2)、スーパーオペレーター(※3)制度

建設技能者を束ねる職長の中から特に優秀な職長を認定し、一定額の手当を上積みして支給する制度です。
2016年度には、40歳未満の若手職員を対象にしたジュニアクラスを新設するとともに、優秀なクレーンオペレーターへの認定を開始しました。
スーパー職長としての自覚を促し意識の高揚を図り職長同士の繋がりを強化する目的で、定期的にスーパー職長交流会を開催しています。
交流会では安全に関する講話、工事事務所長からの期待や要望の発表のほか、現場週休二日制や若手技能者の定着率向上のための工夫、効率化などのテーマで意見交換会を行っています。2017年度には約80人が参加しました。

※2 大林組認定基幹職長
※3 大林組認定優良クレーンオペレーター

リクルート活動の支援

次世代の建設技能者の入職を促し技術を伝承していくことは、調達先だけではなく、大林組の重要な役割だと考えています。大林組は大林組林友会と協力して、高校で就職を担当する先生方を対象とした合同会社説明会を2014年度から開催しています。2017年度は、札幌・東北・名古屋・大阪・広島・九州の6ヵ所で計13回開催し、合計81校が参加しました。
また、高校生や専門学校生を対象とした職業体験型現場見学会も開催しています。鉄筋・ガス圧接や左官・塗装などの数種類のコースを体験することで、「建設業で働く自分」をイメージし、技能者としての適性を判断してもらうことを目的としています。

バーナーの使い方を学ぶ高校生

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資機材の調達について

大林組は「グリーン調達ガイドライン」を定め、より環境負荷の少ない資機材の調達を推進しています。また、資材については法定基準を満たしたものであるか、工場などで現地材料検査を行うなどし、品質の管理に努めています。

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