調達先との信頼関係の強化(調達先)

調達先と公正な取り引きを行うとともに、
成長発展するパートナーとして信頼関係の強化に努めています。

CSR調達の推進

企業の社会的責任を果たすためには、サプライチェーン全体での取り組みが不可欠と考えています。国内はもとより海外の取引先様に対しても大林組基本理念やCSRの考え方などを理解していただき、人権、安全衛生、環境、品質、社会貢献などのテーマに共に取り組んでいくことをめざしています。

大林グループCSR調達方針

大林グループは、大林組基本理念に基づき企業の社会的使命を果たす取り組みの一環として、2011年6月にCSR調達ガイドラインを制定し、協力会社など広く当社事業に関連する調達先とともにCSR調達を推進してきました。
このガイドラインを、社会からのさまざま要請を踏まえてより具体的な項目を取り入れ、2020年3月にCSR調達方針として改訂しました。主要な項目は調達先と締結する契約約款に定めており、契約時に確認をしています。
大林グループは、同調達方針の改訂を協力会社に周知するとともに、浸透状況の調査を継続し、事業に関係するすべての製品・サービスにおける調達先とともに成長発展に向けた取り組みを進めるべく、サプライチェーンマネジメントを行っています。

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大林組林友会

全国の調達先で組織する「大林組林友会」には、さまざまな工種の企業約1,100社が加盟しています。大林組は、加盟会社の健全性について定期的なモニタリングを行っています。大林組林友会会員企業は、定期的に連絡会を開催し、安全に関する法令の改正や、法定福利費の取り扱い、また昨今増加している外国人技能実習生受け入れについての対応などの情報共有を図っています。大林組は大林組林友会を重要なステークホルダーとして位置付け、ヒアリングなども行いコミュニケーションの促進を図り、信頼関係を築いています。

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教育・研修会などの支援

安全体感研修の様子

大林組は、安全パトロールや安全衛生教育など、安全衛生の向上に向けた活動を調達先と一体となって取り組んでいます。また、調達先の安全衛生管理能力の向上をめざし、管理体制の整備や充実に向けた支援を行っています。
調達先に対し安全衛生、品質、法令遵守などに関する情報提供を行うとともに、研修会などへ社員を講師として派遣するなど、各種支援も行っています。

また、各工事事務所では、調達先から成る「職長会」が組織されています。職長会では、安全に関する事項はもとより、職場環境の改善につながる要望などが議論され、その内容は大林組に申し入れられ、改善について協議されています。
そのほか、調達先の社員が、大林グループ企業倫理通報制度を利用して通報できる制度を設けています。現場などにおいて大林グループ会社社員による強制労働や児童労働、法令違反につながる不正行為などが万が一発生している疑いがある場合、匿名で大林グループの通報窓口(社内・社外)へ通報できる制度です。本制度において、通報者および通報者の会社が不当に取り扱われることはありません。

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建設技能者の人材確保と育成

近年、建設業では、就業者の高齢化や若年入職者の減少などにより、建設技能者の人材不足という問題に直面しています。この問題を解消するため、社会保険加入促進や、重層下請構造の改善などの問題も含め、建設技能者の育成と人材確保に取り組んでいます。また、大林組は日本建設業連合会(日建連)の「労務費見積り尊重宣言」にのっとり、国が定めた労務費単価を参考に協力会社との契約金額を定め、法定福利費を含めた適正な賃金の支払につながるよう指導を行っています。

大林組林友会教育訓練校

仮設足場の組み立て訓練の様子

建設技能者の育成と次世代への技能伝承を目的に、2014年に教育訓練校(※1)を開校しました。とび工・鉄筋工・型枠工の3コースを設けており、当社や調達先の社員が講師を務めています。訓練生は約1.5ヵ月間にわたり、施工や安全管理、CADなど、建設現場で必要となる知識・技能を習得します。また、CADに特化した短期コースも設けられており、修了生は全国各地の建設現場で活躍しています。定められた認定を受けた修了者が大林組の建設現場に従事した場合、修了生と協力会社双方に奨励金や報奨金を付与するインセンティブ制度も設け、キャリア形成支援と賃金の向上を図っています。

※1 厚生労働省の制度を活用した職業訓練実施広域団体。大林組林友会教育訓練校は東京都からの認定を受けている

スーパー職長(※2)、スーパーオペレーター(※3)制度

建設技能者を束ねる職長の中から特に優秀な職長を認定し、一定額の手当を上積みして支給する制度です。
2016年度には、40歳未満の若手職員を対象にしたジュニアクラスを新設するとともに、優秀なクレーンオペレーターへの認定を開始しました。
スーパー職長としての自覚を促し意識の高揚を図り職長同士の繋がりを強化する目的で、定期的にスーパー職長交流会を開催しています。
交流会では安全に関する講話、工事事務所長からの期待や要望の発表のほか、現場週休二日制や若手技能者の定着率向上のための工夫、効率化などのテーマで意見交換会を行っています。

※2 大林組認定基幹職長
※3 大林組認定優良クレーンオペレーター

リクルート活動の支援

次世代の建設技能者の入職を促し技術を伝承していくことは、調達先だけではなく、大林組の重要な役割だと考えています。大林組は大林組林友会と協力して、高校で就職を担当する先生方を対象とした合同会社説明会を2014年度から開催しています。
また、高校生や専門学校生を対象とした職業体験型現場見学会も開催しています。鉄筋・ガス圧接や左官・塗装などの数種類のコースを体験することで、「建設業で働く自分」をイメージし、技能者としての適性を判断してもらうことを目的としています。

バーナーの使い方を学ぶ高校生

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資機材の調達について

大林組は「グリーン調達ガイドライン」を定め、より環境負荷の少ない資機材の調達を推進しています。また、資材については法定基準を満たしたものであるか、工場などで現地材料検査を行うなどし、品質の管理に努めています。

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