制振装置が効果を発揮しました

プレスリリース

9月22日に台風17号が通過した際に、東京都内に設置した制振装置がきわめて優秀な効果を発揮しました。

「AVICS-1」は大林組が開発したアクティブ型制振装置で、建物の頂部に設置した重りを作動させ、その質量効果で揺れを抑制・制御するシステムです。今回揺れを観測したリバーサイド隅田 セントラルタワーには、揺れやすい建物短辺方向に2基のAVICS-1を設置しています。

流体式制振装置「MOVICS」は、建物に大量にある防災用水などを利用して、建物の揺れを抑制するパッシブ型の制振装置で、大林組と三菱重工業が共同で開発したシステムです。ホテル ソフィテル東京では建物頂部に設置された60トンの水を制振に使用しています。