大林組は、クウェートで油汚染土のバイオレメディエーションを実施し、土に含まれていた油分の80%以上を分解させることに成功しました。そして、現地での植栽実験の結果、処理土を植栽土として利用できることを確認しました。
これは、通産省の補助金により実施されている「産油国石油産業等産業基盤整備事業」のもとで、通産省所管の(財)石油産業活性化センター(PEC)がクェート国立科学研究所(KISR)と実施している共同研究の一環として、大林組がPECの依頼で実施した油汚染土浄化の実証実験から得られた結果です。実験に際しては、東京大学農学部の松本聡教授ほかのご協力をいただきました。