海水を利用する濁水処理工法「ノンパックエコ工法」を開発

プレスリリース

大林組は、海水により、建設工事の過程で発生する濁水を濁りのないきれいな水に濁水処理する「ノンパックエコ工法」を開発しました。

この工法は、濁水に海水を混合して塩類濃度を高めることで、濁水中の沈降しにくい微細粒子を凝結させて大きな粒子(フロック)とし、速やかに沈降させて清水化する工法です。凝集剤等の薬剤を一切使用しないので、処理した清水を海に放流しても周辺環境に与える影響がなく、特に養魚場、カキ、海苔などの養殖場近辺の海に近い工事の濁水処理には適した、自然環境に優しい工法です。