安全教育用ソフト「安全塾」のライブラリーに新たに5シリーズを追加

プレスリリース

(株)大林組が今回新たに製作した5シリーズは、今年4月から同業他社に先駆けて全店 一斉で導入した労働安全衛生マネジメントシステムで構築した「危険・有害要因データベース」(過去10年間の災害事例とパトロールの結果で作成したもの)を活用し、その分析結果から導き出された危険・有害要因のうち災害発生のウエイトの高いものをテーマに取り上げて制作しています。そのほか、現場周辺で発生する第三者災害の防止というテーマも取り上げました。


今回新たに制作した5シリーズの概要は次のとおりです。

「第三者災害の防止」
第三者災害を防ぐ手だてを実例にそって解説したもの。
「油圧ショベルの安全作業」
機械災害の危険・有害要因として最もウエイトの高い油圧ショベルの死角や旋回スピードをバーチャル体験しながら機械の特性を理解させ、かつ、楽しみながら自分の性格を診断して油圧ショベル作業でのヒューマンエラー防止のコツが会得できるもの。
「高所作業車の正しい使い方」
過去の災害事例の分析から、高所作業車の使用開始前点検のポイントと高所作業車の正しい使用方法を解り易く解説したもの。
「ATKによる始業前点検」
当社が災害防止のため全現場で推進しているATKの取り組み方を解かり易く解説したもの。
「健康管理」
労働安全衛生マネジメントシステムの導入を機に、衛生水準の向上を図るため、作業員の健康に関する自己管理方法を解説したもの。

大林組が製作する安全教育用ソフトCD-ROM「安全塾」の特徴は次のとおりです。

  1. イラストや動画を豊富に盛り込んで、わかりやすく解説し、対話形式で出題されるクイズを解きながら安全作業のポイントを自己チェックできるように開発したソフトです。簡単に操作ができ、かつゲーム感覚で学習できる教材なので、安全の基本ルールを手軽に楽しみながらスムーズに確認することができます。
  2. 工事に直接携わる作業員に偏りがちであった安全教育を、作業員を雇用する協力会社、作業を監督する立場である当社の職員へと対象範囲を広げたシリーズも制作し、幅広い汎用性を持たせ、現場におけるトータルな安全管理を目指しています。
  3. 一人ひとりで学習するだけでなく、プロジェクターを使用したり、問題画面をアウトプットして集合教育にも活用できます。

大林組は今後も、ビデオライブラリーとともにCD-ROMを使ったマルチメディア教材を安全管理の中心的な教材としてシリーズを充実させ、安全教育にさらに積極的に取組んでいきます。

以上
■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室企画課
東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟
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