大林組は「クローズドシステム処分場」を提案します~地域住民に安心感を与えるクリーンな次世代型の処分場です~

プレスリリース

  大林組は「クローズドシステム処分場」を提案します。
地域住民に安心感を与えるクリーンな次世代型の処分場です。
 
  大林組は、一般廃棄物処分場に屋根を付け、雨や雪・風などの外部要因から廃棄物を遮断することにより、廃棄物の流出や飛散・臭気の拡散を防ぐことができる「クローズドシステム処分場」を提案しており、平成13年3月に、大林組の第1号となる物件を石川県江沼郡山中町において完成しました。
同処分場が稼動して2ヶ月になりますが、埋立管理や諸機能等に関しては当初の計画どおり良好な結果を得ており、近隣住民に安心感を与えるクリーンな処分場となっています。この処分場は、全国で始めて指針外協議で屋根部分も含めて国庫補助対象事業に認定されるなど、今後の一般廃棄物処分場のスタンダードモデルとして各自治体などでの普及が期待されます。

近年、ダイオキシン類を含む浸出水の漏洩による地下水汚染問題など、最終処分場をめぐるトラブルが増加し、地域住民は安全性と信頼性に疑問を抱いており、新規の処分場の確保が難しくなってきています。このような状況から、住民の不安を払拭し、地域社会に受け入れられ、周辺環境とも融和するような新しい最終処分場の建設が求められています。

「クローズドシステム処分場」は、屋根、床などを設置し、管理された閉鎖空間内で受け入れた廃棄物の環境負荷を低減するよう処理・保管する施設です。従来のオープン型に比べ、周辺環境と調和し、廃棄物の飛散・流出や臭気の拡散を防ぐことができるのでクリーンな処分場です。降雨、降雪に左右されず、浸出水がほとんど発生しないので、地下水汚染の問題もなく、自治体の管理も容易で地域住民の信頼にも応える施設です。
特に、今回の山中町の処分場「グリーン・シティ山中」は、最小水量として2u/日の人工降雨を行い、それによって出てきた処理水は一旦貯留層へ貯留し、その後、焼却センターにて炉内噴霧処理するため、処理水が一切河川に流れ出ません。また、処分場としては初めての採用になる給気装置を付けることにより、強制的に廃棄物に空気を供給し、好気条件を改善して安定化を促進させます。さらに、埋立て完了後は、大空間を利用したいろいろな用途への活用が計画されています。

「クローズドシステム処分場」の特長は次の通りです。
  1. 地域住民に安心感を与えるクリーンな処分場です。
    処分場全体を屋根が覆い、廃棄物の流出や飛散・臭気の拡散を防げるため、地域住民に安心感を与えるクリーンな処分場です。
  2. 自治体の管理が容易になります。
    降雨や風などの自然現象に対する管理、廃棄物の安定化の管理が容易にな ります。
  3. 処理水を河川に流しません。
    処分場が降雨・降雪等の外部要因から遮断されているため、浸出水がほとんど発生せず、地下水汚染の問題もないので地域住民の信頼に応える施設です。特に、今回の山中町の「グリーン・シティ山中」は、一旦貯留層へ貯留した処理水を焼却センターにて炉内噴霧処理するため、処理水が一切河川に流れ出ません。
  4. 給気装置により強制的に廃棄物へ空気を供給します。
    簡易な給気装置を採用し、強制的に廃棄物へ空気を供給することで、好気条件を改善して安定化を促進することができます。
  5. 再資源貯蔵施設としても使用できます。
    仕切り壁を設けることにより、廃棄物を分解するものとしないもの、分解に時間がかかるものとそうでないもの等に分別し埋め立てるため、分解するものは土壌として、溶融スラグやガラス状のものは砂の代用として、廃プラは燃料として再資源化できます。

大林組では、今後の一般廃棄物処分場のスタンダードモデルとして「クローズドシステム処分場」を自治体等に積極的に提案し、廃棄物処分場に悩む地域住民の不安を払拭し、自治体の管理も容易となるクリーンで安全な地域融和型の処分場を建設していきます。

本件に関しては、5月23日~25日の間、東京ビッグサイトで行われる 「自治体総合フェア2001」(http://www.noma.or.jp/lgf/) において展示を行っています。

以上

 
  ■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室企画課
東京都港区港南2-15-2  品川インターシティB棟
TEL 03-5769-1014