大林JVがゴールデン・ゲート・ブリッジ耐震補強工事を受注

プレスリリース

大林組は、シミック社(本社:米国カリフォルニア州ヘイワード市 Hayward, California、社長:ジョン・シミックJohn Shimmick)と共同(シミック社スポンサー)でゴールデン・ゲート・ブリッジ耐震補強計画全3工区のうち最大工区の「ゴールデン・ゲート・ブリッジ耐震補強その2−南側アプローチ部」の工事をゴールデン・ゲート・ブリッジ交通局から受注しました。

ゴールデン・ゲート・ブリッジは、大恐慌時のニューデール政策の一つとして、1933年から37年の4年間をかけ、3千5百万ドルで建設されました。年に1000万人以上の観光客が訪れ、交通量は4200万台/年に上ります。
1989年10月17日に起きたサンフランシスコ大地震(通称:Loma Prieta)を機にサンフランシスコ湾一帯の耐震補強計画が実施されることとなり、ゴールデン・ゲート・ブリッジ耐震補強工事が行われることになりました。そのうち、大林組はシミック社と共同企業体を結成し、全3工区の補強工事のうち最大工区を受注しました。

今回受注した工事は、橋の南側アプローチ部分について橋脚部分の耐震補強を43ヶ月で実施する計画です。
大林組は、サンフランシスコを拠点として1979年から公共工事を中心に、米国で数多くの工事を手がけ、現在もボストン、ミネアポリス、ユタをはじめとして各地で工事を施工中です。これらの実績と高い信用力が評価され今回の受注にいたりました。

大林組は、今後も多くの施工実績で得た高い信用力を活かし、幅広く受注活動を展開していきます。

「工事概要」

  工事名称 ゴールデン・ゲート・ブリッジ耐震補強その2−南側アプローチ部
  発注者 ゴールデン・ゲート・ブリッジ交通局
  所在地 米国カリフォルニア州サンフランシスコ
  請負金 122百万USドル(約150億円)
  工 期 2001年6月着工(43ヶ月)
  入札日 2001年3月27日
  工事内容 取付部プレートガーダー橋、トラス橋の橋脚及び上部構造の耐震補強工事

「ゴールデン・ゲート・ブリッジ概要」

  総延長 2,737m
  27m
  橋の高さ 67m (海面から)
  主塔の高さ 227m (海面から)
  メインケーブル直径 920o
  メインケーブル1本の延長 2,332m

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以上


■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室企画課
東京都港区港南2-15-2  品川インターシティB棟
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