大林組は、従来把握が難しいとされていた建設工事の施工段階における二酸化炭素排出量を把握するため、建設施工現場におけるエネルギー使用量を2000年度の一年間を通して詳細に実数把握調査を実施し、分析した結果、エネルギー使用量とそれに伴う二酸化炭素排出量並びに排出割合等を確認しました。 大林組では、建設工事の施工段階における二酸化炭素排出量削減に関して2010年には1990年と比較して建設業界としての目標である12%削減を大幅に上回る17%という削減目標を掲げ(H12.10.19公表)、削減活動を強力に推進しておりますが、これにより削減活動の実態がより正確に把握できるようになるとともに、削減策ごとの削減効果の予測及び実績把握もより正確に行うことが可能となります。 建設工事の施工段階における二酸化炭素排出量を把握するため、施工中の105現場(土木:50、建築55)を対象に、建設施工現場におけるエネルギー使用量を2000年度の一年間を通して詳細に実数把握調査を実施し、分析した結果、エネルギー使用量とそれに伴う二酸化炭素排出量並びに排出割合等を次のとおり確認しました。二酸化炭素排出量の土木・建築別割合並びに用途別軽油量は別表のとおりです。
また、2000年度の建設工事の施工段階における二酸化炭素排出量は、320千トン-CO2で1990年度比15.1%減となっております。2010年度までに1990年度比17%減の312千トン-CO2の目標達成に向け、CO2削減活動を展開していきます。 【CO2削減に向けた取組み状況と課題】
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■この件に関するお問い合わせ先 大林組 東京本社 広報室企画課 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 お問い合わせフォーム プレスリリースに記載している情報は発表時のものです。 |
建設施工段階における二酸化炭素排出の実態を把握
2000年度二酸化炭素排出量は320千トンに(1990年度比 15.1%減)
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