「第3回 国土技術開発賞」で、19選のうち5賞を受賞

優秀賞1件、入賞4件を受賞しました

プレスリリース

「国土技術開発賞」は、平成10年度に財団法人国土技術研究センターが「建設技術開発賞」と称して創設した事業で、国と社会が要請する新しい建設産業における技術開発を総合的、効果的に行うとともにその活用と普及を行うために実施しているものです。
「第3回国土技術開発賞」には59件の応募があり、19選のうち5賞(優秀賞1件、入賞4件)を大林組が受賞いたしました。


優秀賞

◆ウォークスルー耐火スクリーン
耐火性に優れた薄い布製の材質(シリカクロス)でできており、従来の「防火・防煙にはシャッター」という常識を覆す、全く新しいタイプの防火・防煙システムです。

従来の防火シャッターの1/10程度の重量で、柔軟性があるため、降下中にはさまれてけがをする心配はありません。また、スクリーンの一部に避難用の通過ドアがあり、押すだけで容易に開き、万が一の避難も可能となります。

↑スクリーンドア



入賞
◆省エネビル総合評価システム「エコナビ」
環境保全性と経済性を短期間で総合評価できる、省エネビル総合評価システムです。
「エコナビ」は、建築の基本計画段階において各種省エネルギー手法の組合せを任意に選択し、シミュレーションを行うことによって、環境保全性と経済性を総合評価できるコンピューターソフトです。適用実積は約160件にのぼります。


◆環境に優しい底泥処理システム
河川や湖沼などで掘削を行わず大気圧を利用して、池底に堆積している底泥を処理する、新しい底泥処理システムです。
本工法に使用する機械は簡易な真空設備が主体であるため、低振動・低騒音施工が可能であり、水質汚濁や臭気が発生しないことから、環境への負荷はほとんどありません。

↑工法の概要



◆BIG CANOPY
RC造(鉄筋コンクリート造)の高層建物を対象として、初めて開発された自動化建設システムです。建設の生産性向上を図り、より高品質・高精度の建物を短い工期で建設して、トータルコストを低減する画期的なシステムです。



◆GPSおよび加速度センサーを用いた盛土締固め管理システム
GPS(全地球測位システム)による重機の座標データをもとに、地盤の締固め状態をリアルタイムに把握できるシステムを付加した管理システムです。


以上


■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室企画課
東京都港区港南2-15-2  品川インターシティB棟
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