大林組は、大阪ガス(株)発注の「北港製造所設備撤去工事」(元請:大阪ガスエンジニアリング(株))において、日本に2基しかない世界最大級の3000t級クローラクレーン「SUPER WING LIFT3000」を用いて大型MAN式ガスタンク(容量100,000m³、直径45m、高さ72m)の解体工事を施工中です。ガスタンク全体を8ブロックに輪切り状に分割し、100tから200tを1ブロックとしてクレーンで吊り上げ、地上に荷降ろしした後に解体します。 大型MAN式ガスタンクの解体工事は、従来ガスタンクの気密性を利用したエアリフト方式の「スライドダウン工法」や大阪ガス(株)、大阪ガスエンジニアリング(株)、大林組の3社共同開発である「カット&ダウン工法」等により行われてきました。今回、発注者である大阪ガス(株)らの「短工期、ローコスト化工法提案」の要望を受け検討した結果、敷地的にも広い作業ヤードが確保できるため、3000t級のクローラクレーンを使った大分割解体工法の採用となりました。当工事は、先般開業1周年を向えたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)に近接しており、ガスタンク本体側板(地上60mの高さ)にUSJの広告看板が取り付けられています。 「巨大クレーンによる大型ガスタンクの大分割解体工法」の特長は次のとおりです。
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■この件に関するお問い合わせ先 大林組 東京本社 広報室企画課 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 お問い合わせフォーム プレスリリースに記載している情報は発表時のものです。 |
世界最大級の巨大クレーンで大型ガスタンクの解体工事を施工中
3000t級クローラクレーンによるガスタンクの解体
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プレスリリース