クリニック開業を支援します

プロパティマネジメント事業で、リテール市場へ進出します

プレスリリース

大林組は、クリニック開業を目指す医師のために、クリニックの候補地選定から、建物や不動産の紹介、設計提案、内装提案、工事業者選定、什器備品等の調達、移転支援、施設運営業務代行、開業後の資産管理までの一連の支援を行うプロジェクトマネジメント業務を展開します。数多くの病院を施工したノウハウと実績に加え、プロパティマネジメント事業部が手がけてきたオフィス移転支援などのノウハウをベースに、クリニック開設をトータルで支援します。

医療制度改革に伴って、勤務医が独立して新規にクリニックを開業する傾向が一層強まっています。しかし、新規にクリニックを開設するには、患者数を見込んだ適地選定から、不動産の取得(購入、賃借)、来院患者の傾向に合わせた建物の設計や内装、仕様、設置する医療機器の選定など準備段階でも膨大な作業が必要となります。また、これらのハードが準備できても、移転などの開業までの準備や、開業後の運営業務、資産管理などさまざまな課題があります。

大林組は、社内横断的に公募した社員により2001年10月に開始したプロパティマネジメント事業部において、これらのクリニック開業を支援する事業に着手しました。クリニック開業を目指す医師が、総合病院などでの勤務を行いながら、その一方で独立するためのさまざまな準備を、あらゆる段階でトータルに支援していきます。
10月26日には、(株)日本経営(本社:大阪市豊中市、社長:小池由久)が東京都千代田区神田に開設した電子カルテの総合ショールーム「メディプラザ(MEDi Plaza)」内に、「開業支援・建物不動産コンサルティングブース」を設け、独自に開発した顧客データベースを用いて、クリニック開業希望者のニーズに素早く対応できるシステムを構築いたしました。年間約4千人の来場者を対象に、このデータベースを活用した新しい営業モデルのもと、開業希望内容に合わせた提案を行っていきます。

大林組のプロパティマネジメント事業部が提供するクリニック開業支援サービスの特長は次のとおりです。

1. 候補エリアの選定(立地戦略)
2. 物件の紹介
3. 建築家、設計者の紹介
4. 工事業者の選定
5. 発注業務の代行
6. 移転マネジメント
7. 医療機器や什器等の資産の管理
8. その他、既存ビルのクリニックモールへの転用など

また、大林組では、既存の病院が設備投資や経営の効率化を図るためのファシリティマネジメント(FM)支援やITインフラの構築支援も積極的に行っていきます。「メディプラザ(MEDi Plaza)」で得られた、各病院のニーズに合わせた医療施設の省エネ化や最適な建物設備の改修・更新時期提案などを行っていきます。これらの提案では、病院経営や医療業務において、日本経営と連携した提案も行う予定です。
大林組は、クリニック開業支援とFM支援によるフィー収入で、初年度5千万円、2年目以降、年間1億円のフィー収入を目指します。

以上

■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室企画課
東京都港区港南2-15-2  品川インターシティB棟
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