いつでも場所を選ばずにテレビ会議を開催できる、常時接続型ライブコミュニケーションツール「イルカビジョン:IrukaVision」を開発・販売

高速通信網、高精細画像を用いたオフィス連結テレビシステム

プレスリリース

大林組は、必要な通信回線があれば、簡単な機器の接続だけでいつでもどこでもテレビ会議を開催することができる、オフィス連結テレビシステム「イルカビジョン:IrukaVision」を開発し、NECテレネットワークスと連携して販売を開始します。機器をラックに設置して移動させることができるので、いつでもどこでもオフィスとオフィスの間に常時接続によるライブコミュニケーションを実現できます。また、高速通信網やプラズマディスプレイの採用によって臨場感ある高精細画像を提供するだけでなく、映像をネットワーク経由で複数のパソコンへ配信することも可能です。

従来、遠隔地間で映像を用いたFace to Faceのコミュニケーションを実現するためには、テレビ会議室のような特別な部屋を設けるのが一般的でしたが、多大な費用がかかる上、その受像状況は良好なものばかりではありませんでした。また、テレビ会議室のような映像を用いたコミュニケーションを実現するには、設備のある会議室へ移動しなければならず、遠隔地間において相手側の状況を常に把握したライブコミュニケーションを図ることは困難でした。
最近は、光ファイバーや100MBの高速回線等、通信環境が充実しつつあり、多大な費用をかけずに、テレビ会議等の相手側の状況を把握した、充実したコミュニケーション環境の構築が望まれていました。

今回、大林組が開発したオフィス連結テレビシステム「イルカビジョン:IrukaVision」は、画像伝送装置とプラズマディスプレイ、カメラおよびハンズフリー通話装置で構成されています。このシステムを高速広帯域の通信回線に接続するだけで、いつでもどこでもテレビ会議システムとして活用できます。同システムは、高速通信網を最大限に利用して、プラズマディスプレイによる臨場感ある高精細画像を提供します。
また、機器をラックに設置して移動させることが可能なので、どの部屋でもテレビ会議を行うことができるほか、通常業務中はディスプレイを側に置いておくことで、常に相手側の状況を把握することができます。そのため、遠隔地間においても同一オフィスにいるような一体感が形成されて、コミュニケーションが活発化し、業務効率が向上します。
さらに、画像伝送装置からはネットワーク経由で複数のパソコンへ映像を配信することができるほか、パワーポイントなどで作成された資料との連携も可能です。標準価格は、42インチプラズマディスプレイを用いたタイプで1セット約900万円です。

今回、開発したオフィス連結テレビシステム「イルカビジョン:IrukaVision」の特長は次のとおりです。
  1. 簡単な機器の接続だけでテレビ会議システムとして活用できます
    画像伝送装置とプラズマディスプレイ、カメラおよびハンズフリー通話装置を接続するだけで、高速通信網を用いた臨場感ある高精細画像を提供するテレビ会議システムとして活用できます。

  2. ポータブルで移動させることができます
    機器をラックに設置して移動させることができるので、必要な通信回線があれば、どの部屋でもテレビ会議を行えます。

  3. 高速通信網を用いた常時接続により双方向ライブコミュニケーションを実現します
    高速通信網を用いた常時接続により、臨場感ある高精細画像を通じて相手側の状況を常に把握できます。その結果、同一オフィスにいるような一体感が形成されて、コミュニケーションが活発化し、業務効率が向上します。

  4. ネットワーク経由でパソコンとの連携が可能です
    画像伝送装置からネットワーク経由で複数のパソコンへ映像を配信することができます。また、パワーポイントなどで作成された資料との連携も可能です。

大林組は、今後、簡単な機器の接続だけで、いつでも場所を選ばずにテレビ会議システムとして活用できるほか、常時接続によるライブコミュニケーションも実現できる、オフィス連結テレビシステム「イルカビジョン:IrukaVision」を、オフィスのIT化の1ツールとして積極的に提案していきます。

以上

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大林組 東京本社 広報室企画課
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