少子高齢化社会の都市生活をサポートする住まい

資産活用型多世代集合住宅「ダイナミック アセット ハウジング DAH」の提案

プレスリリース

大林組は、少子高齢化社会の都市生活をサポートする次世代の都市型集合住宅として「ダイナミック アセット ハウジング(DAH)」を提案します。ライフステージやライフスタイルの変化に合わせて、住空間をフレキシブルに変更できる資産活用型多世代集合住宅です。

住宅は、購入時のライフスタイルに合わせて取得する場合が多いため、その後のライフスタイルの変更に合わせることが難しくなっています。資金に余裕がある場合には、新たに住宅を購入し直すか、増改築、建替えなどを行うことができますが、子供の自立などによる同居家族の減少などの場合には、空いた部屋やスペースを有効に活用する手だてがなく、空間を持て余していました。

現在、日本では、急速な少子高齢化が進むとともに、利便性などの理由により、大都市のマンションへの居住指向性が高くなっています。しかし、マンションは、戸建て住宅と違い増改築ができないので、将来のライフスタイルの変化に対応することが難しいのが現状です。将来の少子高齢化社会における都市生活においては、このような高齢期におけるライフスタイルの変化に対して、住空間を柔軟に対応させることが要望されています。

「ダイナミック アセット ハウジング(DAH)」は、ライフスタイルの変化、いわゆるライフステージに応じて居住空間を増減できる資産活用型多世代集合住宅です。住戸単位は2階~3階と多層で、ゆとりのある高耐久SI住戸形式を基本とする集合住宅です。住戸内の要所に、大林組の技術を活かした可変玄関や可変階段、開閉床、可変界壁を採用することにより、将来のライフスタイルの変化に応じてフレキシブルに住空間を変更できます。特に、垂直方向の住空間の可変性は、魅力ある多層メゾネット空間を提供できるので、高級感のある高付加価値の住宅を創出できます。また、子供が自立した後の余剰空間を賃貸住宅として貸し出すことも可能なので、将来の安定した収入も期待できます。

「ダイナミック アセット ハウジング(DAH)」の特長は次のとおりです。
  1. ライフスタイルの変化に合わせて、フレキシブルに住空間を増減できます
    ライフスタイルの変化に合わせて、空間の増減を柔軟に行うことができます。特に、垂直に展開する多層空間は、魅力ある空間を創出します。ゆとりある2世帯同居のほか、余剰空間を賃貸やSOHOにするなど、資産の有効活用が図られます。

  2. 老後の安定した収入や相続・節税対策にもなる価値ある資産を提供できます
    賃貸併用住宅とした場合、家賃収入でローン返済負担を大幅に軽減できます。また、節税効果も期待でき、ローン返済後は安定した収入を得ることが出来ます。

  3. 都市型2世帯戸建て住宅に比べ、ライフサイクルコストが大幅に低減します
    DAHは長寿命・高耐久で更新までの期間が長く、また余剰空間の賃貸収入などの資産活用により、戸建て2世帯住宅に比べ、ライフサイクルコストを大幅に低減します。

  4. 大林組の技術がサポートする長寿命・高耐久の住宅です
    大林組の長寿命化技術、空間可変技術、アメニティ技術など、各種技術によるトータルサポートにより、安心の住まいを提供します。

  5. 建設廃棄物の削減など地球環境に配慮したシステムです
    長寿命建築であり、リフォーム時にもインフィルの可変技術により居住空間の変更が容易なため、ほとんど廃棄物を排出しません。

  6. CS(顧客満足度)を高め、ビジネスを広げる事業展開が可能です
    DAHは商品価値や競争力が低下することなく、さまざまな顧客のニーズを満足させる住宅が構成できるので、デベロッパーにとっては、DAHの居住者をトータルにサポートするためのリニューアル、賃貸斡旋、金融事業などビジネスチャンスも拡大します。

現在、大林組では、「ダイナミック アセット ハウジング(DAH)」について、実用化に向けての設計手法の確立や、ライフサイクルでの収支算定などの手法の検討を行なっています。
今後、大林組では、「ダイナミック アセット ハウジング(DAH)」を、少子高齢化社会の都市生活をサポートする次世代の都市型集合住宅として、デベロッパーと連携して提案していきます。

2層逆L型メゾネット住居形式

以上

■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室企画課
東京都港区港南2-15-2  品川インターシティB棟
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