大林組は、シンガポールにおいて、シンガポール経営大学(Singapore Management University/SMU)の新キャンパス建設工事を受注しました。このプロジェクトは、現在、シンガポールの郊外ブキ・ティマにキャンパスを持つ同校が、同国の中心地に新たに大学の中心となるシティキャンパスを建設するものです。 SMUは、シンガポール政府の出資により設立されたシンガポールで3つ目の総合大学で、大学経営が民間によって行われる同国で初めての私立大学です。米国ペンシルバニア大学ウォートン校と提携しカリキュラムを構築するなど、「世界レベルの研究と卓越した教育により国際的に認知される一流の経営大学」を標榜して2001年に開校しました。現在、約2200人の学生が、経営、会計、経済・社会科学、情報システムの四学部で学んでおり、中でも情報システム学部はカーネギーメロン大学とパートナーシップを結んでいます。 新設するシティキャンパスは5棟、延べ床総面積は9万7千m²を超え、2002年3月に先行して発注された地下工事(当社施工)を含めた受注額は約170億円に上ります。シンガポール歴史博物館など、歴史的な施設の多いエリアに建設されるもので、ブラスバサー公園の跡地に建設する、現地でも注目を集める一大プロジェクトです。 シティキャンパスは劇場、美術館、カフェやレストラン、ショッピング街に近接しており、この地域の既存の街並みに調和するように設計されています。キャンパス内には、多種多様な樹木が計画的に配置され、校舎の壁面にも緑をたたえるなど、都市の中心にあって自然を感じながら学ぶことが出来るキャンパスとなっています。また、現在建設中の地下鉄とも隣接しており、将来は地下街路によって駅に接続することとなります。 シンガポールでも注目を集めるこのSMUシティキャンパス建設工事は、2005年に完成する予定です。 工事概要
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■この件に関するお問い合わせ先 大林組 東京本社 広報室企画課 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 お問い合わせフォーム |
シンガポール経営大学のキャンパス新設工事を受注
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プレスリリース