大林組はJR奈良駅の旧駅舎を移設する工事現場に、透明な仮囲いを使用しました。現場内をオープンにすることで、駅舎そのものとめずらしい曵家工事の進捗状況を市民の皆さんに見ていただけるようにしています。場内には四季の花木を植え、仮囲い越しに季節を楽しんでもらうなど、地域の人々に愛される現場作りを行っています。また、駅周辺の清掃や福祉関係の送迎バス誘導のお手伝いなどといった地域貢献の取り組みも行っています。 奈良市三条本町に位置するJR奈良駅では、JR線と周辺道路による渋滞を緩和させるための連続立体交差事業が行われており、その一環として新たな駅舎が建設されます。当社は、旧駅舎を曵家工法(※1)を用いて移設する工事を実施しており、旧駅舎を反時計周りに13度回転させた後、レールの上を北へ約18m移動させます。 この旧駅舎は昭和9年に完成した日本古建築様式を随所に取入れた異色の仏寺風建築物で、歴史・文化都市である奈良市のシンボルとして、約70年の長い年月の間、地域の人々や旅行者から親しまれています。そのため、工事期間中も旧駅舎を覆い隠さず、いつでも旧駅舎や工事の状況が見られるように仮囲いを透明にしています。また、工事現場そのものも地域との共生を試みようと従来にはない様々な取り組みを行っています。 現場での主な取り組みは以下のとおりです。
以上
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JR奈良駅曵家(ひきや)工事の現場で、地域の人々に親しまれる様々な取り組みを行っています
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プレスリリース