第3回大林賞はジェルマン・ヴィアット氏に決定~平成15年度の研究助成等は27名の研究者などに総額2608万円~

プレスリリース

pointer 第3回大林賞はジェルマン・ヴィアット氏に決定
平成15年度の研究助成等は27名の研究者などに総額2608万円
  財団法人大林都市研究振興財団(理事長 : 大林剛郎、所在地 : 東京都千代田区、平成10年9月22日設立許可)は、第3回大林賞の受賞者と平成15年度(募集期間:平成15年10月1日~平成15年11月7日)の助成対象者を決定しました。

(財)大林都市研究振興財団は、都市に関する学術研究の助成や国際交流の支援等を行うため、大林組の元名誉会長 大林芳郎が設立したものです。
本財団では、平成15年度の各助成事業の選定にあたり大学その他研究機関から多数の応募あるいは推薦を受け、選考委員会(委員長 : 早稲田大学教授 伊藤滋氏)の審査を経て、第3回大林賞(賞金500万円)並びに27名の研究者と、2件の国際会議及び1件の学術展示会に対する助成(助成金総額2608万円)を決定しました。
第3回大林賞は、学芸員・美術史家としてフランスを舞台に国際的に活躍されているジェルマン・ヴィアット氏に決定しました。今秋、同氏に対する大林賞授与式を執り行い、賞金500万円を贈呈する予定です。

決定した大林賞及び研究助成等は次のとおりです。
  1. 「大林賞」
    都市の抱える諸問題の解決に向けて、画期的な業績をあげられた研究者を表彰するものです。
    第3回大林賞に決定したジェルマン・ヴィアット氏は、近代・現代美術の専門家として広く知られており、西洋以外の美術動向を国際的に紹介するなど、世界の美術史に多大な影響を与えています。同氏は、20世紀の美術館革命といわれた「国立ジョルジュ・ポンピドー芸術文化センター」(フランス)の設立リーダーとして、再開発の視点から都市計画とリンクした新世代の文化施設の建設を実現させています。社会との関わり合いを前提に、都市の魅力が引き出されるような美術館整備を考え、その運営においても偉才を発揮するなど優れた業績を残しています。
    現在は、今世紀最大の美術館プロジェクトとも言われる「ケ・ブランリー美術館」(フランス)の館長として、都市計画や施設の建設段階から準備にあたっています。イメージ、アイデンティティ、都市環境との調和、そして機能的な要件などあらゆる要請に合致するような美術館開設の実現を目指しています。
     
  2. 「学術研究に関する助成」
    (1)一般研究者への助成
    都市計画・都市景観、都市環境工学、都市交通システム・エネルギー計画、建築技術、都市建築史・都市と文化、都市政策・都市経済などの分野を対象とした一般研究者への助成については、38大学の研究者から53件の応募があり、12名への助成を決定(総額1758万円)。
    (2)若手研究者への助成
    大学院博士課程に在籍し、都市に関するテーマを専攻する若手研究者の研究への助成については、7大学の大学院研究科長から8名の推薦があり、8名への助成を決定(総額240万円)。
     
  3. 「在外実務研修助成」
    建築学を専攻する、修士課程又は博士課程に在籍する大学院生に対し、海外の設計事務所での実務経験の機会を与え、より.広い視野から建築を考える建築家教育の助成については、2名の助成を決定(総額60万円)。
     
  4. 「国際交流に関する助成」
    都市に関する学術的な国際会議や学会、または共同研究のために来日する外国人研究者の招聘助成及び同様の目的で渡航するわが国研究者の派遣助成については4大学から5件の応募があり、5名への助成を決定(総額250万円)。
     
  5. 「国際会議に対する助成」
    わが国で開催される国際会議への助成に対しては4件の申請があり、2件の助成を決定(総額200万円)。
     
  6. 「学術講演会等助成」
    わが国で開催される学術講演会、展示会、セミナー等助成については1件の助成を決定(総額100万円)。
本財団では、今後も引き続き、都市に関する学術研究の助成活動を積極的に行う予定です。
また、平成16年度の各助成事業への募集は、10月1日から11月5日の間に大学その他研究機関に対し行う予定です。
以上
  ■この件に関するお問い合わせ先
財団法人 大林都市研究振興財団
事務局長 曽 我 嘉 海
東京都千代田区神田司町2丁目1番地 オーク東京ビルアネックス
TEL・FAX 03-3295-0204