大林組は、100%出資した特別目的会社(SPC)PFI阪大学生交流棟(株)(本社:大阪市中央区、社長:井谷守)を通して「大阪大学(石橋)学生交流棟整備等事業」に取り組んで参りました。このたび、同事業が着工の運びとなり、平成16年6月24日、豊中市宮山町の春日神社において、PFI事業関係者の列席のもと、工事安全祈願祭が実施されました。 本事業は、大阪大学豊中キャンパスの福利厚生施設の整備を目的としたPFI事業で、複合施設「学生交流棟」を建設・整備し、施設引渡し後13年間にわたり維持管理(一部、食堂等運営を含む)を行うものです。学生サービスの窓口の円滑化や学生食堂の混雑緩和、課外活動施設の充実を図るなど、学生が気軽に集い、交流できる場を提供します。 昨年7月、大林組が、安井建築設計事務所(株)、(株)三晃空調、東洋ビルサービス(株)及び(株)日米クックの4社を協力企業として、落札者となり、同年8月に大学と基本協定を締結しました。同年10月には、事業主体として設立されたPFI阪大学生交流棟(株)が、大学と事業契約を締結しました。その後、設計業務を完了し、このたび工事着工の運びとなりました。 今後、平成17年3月31日の竣工に向けて、安井建築設計事務所(株)の工事監理のもと、大林組及び(株)三晃空調による施工が本格化します。また、平成17年3月末の引渡し後、平成30年3月までの13年間にわたり、東洋ビルサービス(株)が大学施設の維持管理業務を、(株)日米クックが食堂及び売店の運営を行います。 大林組は、優先交渉権者に選定されたものを含め、すでに16件のPFI事業を代表者として受注しています。これまでに蓄積したPFIのノウハウを駆使し、今後も優良な施設の整備と運営を行っていきます。 施設の概要は次のとおりです。
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大学施設のPFI事業「大阪大学(石橋)学生交流棟整備等事業」が着工
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