大林組の技術研究所(東京都清瀬市)が、本日12月1日に創立40年目を迎えました。 大林組は、1948年から大阪の本店に研究部を設置していましたが、1965年12月1日、東京都清瀬市に新たに技術研究所を設立しました。設立から40年目を迎える現在まで、当技術研究所では、その時々の社会のニーズに対応して、高レベルな研究開発と実用化に向けた技術開発に努め、社会に貢献する研究や活動を行ってきました。 技術研究所は、より高度な研究のため幾度もの施設の増設を行ってきました。1982年に建設された本館は、ダブルスキンをはじめとする、98もの省エネ手法を用いて建設されたもので、現在でも世界一の超省エネルギービルです。ここでは、エネルギー消費量が通常のビルの4分の1にあたる87Mcal/m²・年(※1)という画期的な数値を達成しました。 また、1986年には積層ゴムと特殊鋼棒ダンパーからなる免震装置を備えた、日本初の免震ビルが完成しました。 さらに、1992年には多目的風洞施設、音響実験施設などを備える環境研究センターが増設され、1999年には建築・土木構造物の耐震技術を開発するための実験装置を備えたダイナミックス研究センターが建設されました。ここには、国内最大レベルの三次元振動台や、世界最大規模の遠心模型実験装置など兵庫県南部地震を上回る規模の揺れを再現する実験装置が設置されています。 当研究所では、創立40年目を期に、火災安全技術を向上させるための防耐火実験施設の建設に着手します。2005年11月には国内最高クラスの性能を持つ汎用耐火炉をはじめ、壁用耐火炉、火災実験装置などが完成します。 大林組 技術研究所では、今後もこれらの高度な研究施設を駆使して、広く社会に貢献する研究開発や技術開発を行っていきます。 以上
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技術研究所が創立40年目を迎えます
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プレスリリース