免震構造を採用した新病院を2期に分けて施工する複雑な建て替え工事が完成

老朽化した病院の様々な建て替えニーズに対応します

プレスリリース

大林組は、築35年を経過した医療法人社団徳寿会 相模原中央病院(所在:神奈川県相模原市、理事長:中野重徳)の同一敷地内での全面建て替え工事を設計施工で行い、このたび無事完成いたしました。新病院には免震構造を採用していますが、病院運営を継続しながら工事をすすめられるよう、工期を二段階に分けて順次建て替えを行い、最終的に1棟の病院としました。

医療法人社団徳寿会 相模原中央病院は神奈川県北部に位置し、地域の中核医療施設として昭和45年に設立されました。しかし、建物の老朽化が進むと共に、病室面積の拡張や高度医療機器の導入などに対応する必要が出てきたことから、病院全体の建て替え工事が求められていました。
大林組は、このような要望に対して、新病院に求められる機能や建て替えの方法について詳細な検討・分析を行いました。設計面では、既存病院の建物が2棟に分かれていたため、利便性を考慮して1棟の建物とし、さらに地域の中核医療施設という重要性を踏まえ、免震構造を採用して災害時の安全性も確保しました。
施工面では、工事中でも病院の運営を継続いただけるよう、工事を二段階に分ける計画としました。既存の2棟の建物を順次建替えて、最終的に連結して1棟の建物としました。また、病院運営をしていただきながらの工事ということから、発注者側と工程説明などの打合せを綿密に行いながら工事を進めました。

工事の手順は下記の通りです。【図参照】
  1. 既存病院が外来部門を中心とした旧館と、病棟を中心とした新館の2棟に分かれていたため、まずは隣接する駐車場に仮設の外来診療棟を建設し、そこに外来機能を移転いただいた上で、旧館のみを解体した。
  2. 旧館の跡地に第一期棟を完成させ、ここに新館から手術室や病棟スタッフステーション等の機能を引越しいただいた後に新館を解体した。
  3. 新館の跡地に第二期棟を建設し、第一期棟と連結して一体の建物として完成させた上で、仮設外来棟から引越しいただいた。
なお、新病院の建設に当たっては、できる限り発注者側の負担を軽減できるよう、建替えに伴う引越しの計画から、新病院に必要な什器・備品類の調達、外来の表示システムの導入など、建物以外のソフト部分も含めたトータル的な建替えのお手伝いをいたしました。

大林組は今後も、病院運営を継続しながら建て替える複雑な工事を、総合的な技術力を駆使して対応するとともに、安全性の高い医療施設の建設に貢献していきます。

【工事概要】
所  在:神奈川県相模原市
発  注:医療法人社団 徳寿会
設  計:大林組
施  工:大林組
構造・規模:RC造(免震)、地上7階、延べ床面積6,955m²
ベッド数:169床
工  期:2002年11月~2005年3月
1.建て替え工事前
2.第一期工事:旧館部分の建て替え
3.第ニ期工事:新館部分の建て替え
以上

■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室 企画・報道・IRグループ
東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟
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