小学生を対象に技術研究所見学会を開催

「土木の日」の行事として地元の小学生を招待し技術研究所の見学会を開催しました

プレスリリース

大林組は10月26日、「土木の日」(11月18日)の恒例行事として、土木学会と共催で東京都清瀬市にある技術研究所に地元小学生を招待して見学会を開催しました。この日招待したのは、清瀬市立清瀬第8小学校5年生の生徒73名と先生2名の75名です。
まず、生徒達に大林組の仕事が、ダム・橋の建設といった土木工事やマンション・高層ビルの建設といった建築工事だけでなく、建物の中の設備や汚染土壌の浄化など幅広い範囲にわたることを分かりやすく説明しました。
続いて、大林組が特に重要と考えている、“地震への対策”を紹介するビデオ「調べて備える、もっと深く地下を見たい」を見て、地震のメカニズムや震災対策の大切さを学びました。
その後、4班に分かれて風洞施設、音響施設、免震システム、電子顕微鏡、などの各施設を見学しました。

風洞施設では、風速15m/sの風を体験し、強風のため飛ばされないよう必死に手摺につかまり顔をしかめる生徒や、わくわくしながら体験の順番を待つ生徒など、初めての体験に驚きの声を上げていました。
音響施設では、前方にしかスピーカーがないにも関わらず、前後左右・天井・耳元などあらゆる場所から音が聞こえてくる「立体音場AUVIS」を体験し、不思議な空間に興味津々でした。
免震システムでは、研究所内にある日本初の免震ビルの地下に入り、積層ゴムや鋼棒ダンパーを興味深げに見学しました。
材料研究センターに設置されている電子顕微鏡では、蟻を1.2万倍に拡大し、蟻の目や触覚など、その迫力のある映像に驚きの声をあげていました。
また、「ウォークスルー耐火スクリーン」や環境に優しい断熱材「セラミライトエコ」など、安全性を考慮した技術開発の研究を行っていることをわかりやすく紹介し、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

全ての施設の見学が終わった後、生徒からは「風洞施設の風がすごかった」「普段見られないものがたくさんあっておもしろかった」「また見学に来たい」等の声があがりました。
最後に、研究所を見学してもらった記念として、風洞施設を体験している全ての生徒達の様子を撮影した画像をCDにおさめ、プレゼントしました。

大林組では、子ども達に楽しみながら建設業の技術や大林組の仕事を理解してもらうため、今後も近隣の小学生達を対象に技術研究所の見学会を行っていきます。

風洞施設

音響施設

以上

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大林組 東京本社 広報室 企画・報道・IRグループ
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