「大林組 社会・環境報告書2007」を発行

プレスリリース

大林組は、このたび「社会・環境報告書2007」を発行しました。本報告書は、当社の社会活動および環境保全活動に関する取り組みをまとめたもので、ステークホルダーの皆様にもわかりやすく、信頼性のある報告書となるように作成しています。

当社では、2004年より「環境報告書・社会活動報告書」として発行してきましたが、社会との関わりについて、さまざまな取り組みを積極的に発信していくことが重要との考えから、今年より社会面の内容の充実をはかり、タイトルも「社会・環境報告書」とあらためました。

報告書では、本業であるモノ造りを通して行っている「安心安全の提供」「環境保全」「企業倫理の推進」「コンプライアンスの徹底」に関する当社の取り組み内容を「社会活動報告」、「環境報告」の2部構成で紹介しています。

「社会・環境報告書2007」の概要は次のとおりです。

1 社会活動報告
  1. コーポレートガバナンス、企業倫理
    昨年来の談合事件を厳粛に受け止め、再発防止に向けて、コンプライアンスの徹底についての取り組みをまとめました。

  2. 建設活動を通じて
    本業である建設活動そのものを通じて、インフラ整備や美しい街なみづくりなど社会の発展を支えている事例や、社会の安全や発展に貢献している技術開発について報告しています。

  3. 安全衛生への取り組み
    安全衛生方針や労働災害防止に向けた具体的施策のほかに、大林組協力会社災害防止協会と協働で行っている安全衛生教育についても紹介しています。

  4. 品質管理・品質向上への取り組み
    今年より、当社の品質方針や基本目標、また品質確保と向上への取り組み事例等を紹介しています。

  5. 地域社会への貢献
    建設活動を通じて、地域との協調を図り、企業市民として社会の発展に貢献している事例を紹介しています。

  6. 良質な職場環境への取り組み
    高齢者の再雇用、女性の活用、ワークライフバランスへの取り組みについて、データを交えて報告し、また、人事評価制度や人材育成とキャリア開発等について紹介しています。

2 環境報告
大林組の環境経営、環境パフォーマンス向上のための体制、目標および活動結果、環境会計の報告や、従業員、グループ会社、協力会社など事業活動のすべての関係者が一丸となって取り組んでいる環境保全活動について、それぞれの内容を、図表や、個別事例紹介のコラムなども使い詳細に情報開示しています。その主なものは以下の通りです。

  1. 事業活動と環境負荷
    大林組の事業活動に関連するマテリアルフローを示すとともに、サプライチェーンなどからの二酸化炭素排出を推定しています。
  2. 5つの重点課題
    「地球温暖化対策」、「建設廃棄物対策」、「化学物質対策」、「生態系保全」、「グリーン調達」の5つの重点課題について、それぞれの取り組み内容と結果を紹介しています。
    ※主な実績
    ・建設段階からの二酸化炭素排出量を1990年度比30%削減
    ・建設現場のゼロエミッション達成率76.4%

  3. 建設現場での活動
    ダム建設工事や商業施設改修工事のほか、海外の建設現場での活動も紹介しています。
大林組は、今後も、建設という事業活動において、安全・安心の提供、環境保全、企業倫理の推進、コンプアイアンスの徹底に、全社員で地道に取り組み、企業の社会的責任を果たしていきます。

なお、「社会・環境報告書2007」は、大林組のホームページから請求・ダウンロードすることができます。(https://www.obayashi.co.jp/ir/data/report.html
以上

■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室 企画・報道・IRグループ
東京都港区港南2-15-2  品川インターシティB棟
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