Japan-CLPの一員として英国チャールズ皇太子を訪問

低炭素社会の実現に向けたラウンドテーブル・セッションに参加しました

サステナビリティ

大林組は、企業が業種の枠を超えて持続可能な低炭素社会の実現をめざす「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」(Japan-CLP)に参加しています。Japan-CLPは、産業界が健全な危機感を持ち、積極的な行動を開始すべきという認識のもと、2009年7月に設立された日本独自の企業グループです。

一方、英国では、チャールズ皇太子を後見人とする「気候変動に関する企業リーダーグループ」(CLG)が産業界からの働きかけを進めており、英国首相や議員との直接対話などによって、英国政府の気候変動政策に大きな影響を与えてきました。
Japan-CLPの設立は、2008年に英国大使館のご協力でCLGと日本側がフォーラムを共催し、チャールズ皇太子を招いて気候変動問題におけるビジネスの役割を議論したことが契機となっています。

このたび、Japan-CLPが英国側から招待を受け、2月15日にロンドンで、CLGとのラウンドテーブル・セッションおよびチャールズ皇太子訪問が開催されました。

セッションでは、Japan-CLPに参加する各企業の代表が自社の地球温暖化への取り組みを紹介。省エネ技術の革新や省エネ政策への関わりなどについて説明しました。

また、英国の先進的な取り組みを伺い、気候変動問題に関心を寄せるチャールズ皇太子が主催のディナーにも招かれるなど、環境問題へのグローバルな活動に向けて貴重な機会となりました。

大林組 Japan-CLP チャールズ皇太子訪問とラウンドテーブル・セッション

大林組からは常務取締役 三輪昭尚が出席し、日本の省エネ関連技術を紹介。省エネ効果をシミュレーションできるエコナビなど、大林組が保有する技術を中心に説明しました

大林組は、これからも建設事業を通じて環境問題に取り組み、産業界の一員として低炭素社会の構築に貢献してまいります。