京王線のシールドトンネル見学会に市民2,600人が参加

調布駅付近京王線連続立体交差事業

サステナビリティ

京王電鉄京王線では、平成24年度の完了をめざして、調布駅(東京都調布市)付近の連続立体交差事業が進められています。既存の鉄道を地下化し、周辺の道路と立体交差させる事業です。大林組JVは、調布駅から布田駅を通過して国領駅へと至る区間で、上下線2本のシールドトンネル工事と布田駅の地下化工事を担当しています。

このたび、トンネル工事が上下線ともに完了したことから、市民の皆さんを招いてシールドトンネル現場見学会(主催:東京都・調布市・京王電鉄)が開催されました。

見学会には、近隣にお住まいの方など約2,600人が参加。国領駅前の立坑から地下トンネルに下り、調布駅付近の立坑まで約860mを歩いて見学しました。親子連れの参加者も多く、普段は見ることができない光景に驚きながら、ガイド役の話に熱心に耳を傾けていました。

京王線連続立体交差事業では、線路の地下化で踏切がなくなり、交通渋滞の解消や市街地の一体化などが期待されています。大林組も地域の安全や利便性の向上に貢献するため、安全に工事を進めてまいります。

調布駅付近連続立体交差事業

営業線の直下に姿を現した巨大な空間に、市民の皆さんは思い思いに写真を撮るなど興味津々の様子でした

調布駅付近連続立体交差事業

布田駅となる部分も通過。右側の白い柱の部分が将来のホームになります