第6回大林賞は周千峙氏(中国)に決定しました

プレスリリース

第6回大林賞は周干峙氏(中国)に決定しました

~ 平成21年度の研究助成等は、研究者などに31件、総額2,701万2,000円を決定 ~

財団法人大林都市研究振興財団(理事長:大林剛郎〔大林組 代表取締役会長〕、所在地:東京都中央区)では、第6回大林賞の受賞者と平成21年度の助成対象者を決定しました。
 

1 第6回大林賞

大林賞は、都市が抱える諸問題の解決に多大な功績があった研究者をはじめ、都市のあり方や将来像に指標を与え、あるいはそれらを実践することによって社会に大きく貢献をした者を顕彰するもので、2年ごとに実施しています。

今回、第6回を迎える大林賞の受賞者には、中国の周干峙氏(清華大学教授)が選ばれました。本年11月下旬、同氏を東京に招き、授賞式及び記念シンポジウムを開催する予定です。周干峙氏には、賞金500万円が授与されます。(周氏略歴:別紙ご参照
 

(授賞理由)
周干峙(ZHOU GANSHI)氏は、中華人民共和国の建国(1949年)後間もない1951年に清華大学建築学部を卒業後、同国の建設部等の政府機関に所属し、長年、国土建設、都市・住宅建設の実務に携わり実績を重ねてきました。

代表的な事績として、西安市都市マスタープランの作成、天津及び唐山市震災復興計画の企画担当、改革解放後の初弾となる深?市都市マスタープランの作成などが挙げられるほか、中国都市計画法の起草者の一人として主要な役割を果たしました。

また、同氏は、大学・研究機関の教授あるいは研究リーダーとして優れた才能・手腕を発揮する一方、後進の教育・指導や育成に尽力を惜しまず、名実ともに中国における都市計画分野及び建設分野の泰斗として活躍して来ました。

現在も清華大学教授として、また、中国科学院院士(中国科学アカデミー会員)、中国工程院院士(工学科学アカデミー会員)、中国都市計画学会理事長としてその重責を果たしており、授賞に値するものであります。
 

2 平成21年度の研究助成等

平成21年度の研究助成等の選定にあたり、平成21年10月1日~11月20日の間に助成対象を募集したところ、大学その他研究機関から多数の応募をいただきました。選考委員会(伊藤滋委員長:早稲田大学特命教授)による選考・審査の結果、26名の研究者と、3件の国際会議、2件の展示会に対する助成(総額 2,701万2,000円)を決定しました。 各助成の内訳は、以下のとおりです。
 

(1)研究助成

ア 一般研究者への助成

都市計画・都市景観、都市環境工学、都市交通システム・エネルギー計画、建築技術、都市建築史・都市と文化、都市政策・都市経済などの分野を対象とした一般研究者への助成については、大学等の研究者から81件の応募があり、12名の助成を決定。

(計 1,766万円)

イ 奨励研究助成

大学院、博士課程等に在籍し、都市に関するテーマを専攻する若手研究者への助成については、12件の応募(推薦付き)があり、7名の助成を決定。

(計 210万円)

ウ 在外実務研修助成  

大学院、博士課程等に在籍し、都市計画又は環境・土木・建築設計を志す学生に対し、海外での実務経験の機会を与え、より広い視野から都市を考える研究者育成を目的とする助成については、1件の応募(推薦付き)があり、1名の助成を決定。

(計 30万円)

(2)国際交流に関する助成

都市に関する学術的な国際会議や学会、又は共同研究のために来日する外国人研究者の招聘助成及び同様の目的で渡航するわが国研究者の派遣助成については、9件の応募があり、6名の助成を決定。

(計 295万2,000千円)

(3)国際会議に対する助成

わが国で開催される国際会議への助成に対しては14件の申請があり、3件の助成を決定。

(計 300万円)

(4)講演会・展示会・セミナー等への助成

展示会等に対する助成については2件の応募があり、2件の助成を決定。

(計 100万円)


本財団では、今後も引き続き、都市に関する学術研究の助成活動を積極的に行う予定です。また、平成22年度の各助成事業への募集は、応募期間を10月1日~10月31日とし、大学その他研究機関に対し行う予定です。

以上
 

この件に関するお問い合わせ先
財団法人大林都市研究振興財団
事務局長 杉山秀樹
東京都中央区築地1-12-22 コンワビル5F
TEL:03-3546-7581
FAX:03-3546-7582
http://www.obayashifoundation.org
 

 

プレスリリースに記載の情報は、発表時のものです。