JICAの海外研修生に大林組の安全衛生管理を紹介

発展途上国の安全衛生水準の向上に貢献しました

サステナビリティ

6月9日(水)、独立行政法人国際協力機構(JICA)の活動の一環で、マレーシアやタイなど7ヵ国から10名の安全衛生担当官が来日し、大林組の建設現場で安全衛生管理の手法などを見学しました。

この研修は、発展途上国で安全管理を担当する行政官や研究職を招き毎年実施されているもので、建設業労働災害防止協会が国際協力として受託しています。今年は、阪急電鉄京都線・千里線 連続立体交差事業の第3工区を担当する阪急淡路工事事務所(大阪市東淀川区)で開催されました。

大林組の阪急淡路工事事務所では、作業員も一体となってアクションプログラムを実践し、安全管理の徹底に努めています。また、都市部での鉄道高架化という、市民の皆さんの暮らしと隣り合わせの工事を進めているため、日頃から高い安全意識を持って取り組んでいます。

研修生の皆さんは、現場の様子を写真に撮って記録したり、安全活動について熱心に質問したりするなど、積極的に吸収して自国での取り組みに役立てようとしていました。

大林組では、今後も建設現場で働く全員の安全と健康を守るとともに、今回のような機会を通じて、関係国の安全衛生水準の向上にも貢献してまいります。

JICA研修 阪急淡路工事事務所

研修では、大林組の社員が阪急淡路工事事務所の現場を案内したほか、日頃から実践しているアクションプログラムなどを紹介しました

JICA研修 阪急淡路工事事務所

研修生の代表は「今後も情報交換などを行ない、協力関係をさらに広げていきたい」と挨拶するなど、皆さんにとって有意義な研修となった様子でした