「大林組CSR報告書2010」を発行

プレスリリース

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達、以下「大林組」)は、このたび「大林組CSR報告書2010」を発行しました。当社は、建設とその周辺事業を通じて社会の皆様に安全と安心を提供し、社会の持続的な進歩発展に寄与することを、社会的責任と考えています。本報告書では、その考え方と取り組みの詳細を、項目ごとにまとめています。

なお、本年は報告書を2万部発行しました。社員全員に配布し取り組みを推進するとともに、ステークホルダーの皆様に対しても積極的に配布し、情報発信を行なってまいります。

「大林組CSR報告書2010」の概要は次のとおりです。

1. トップメッセージ

これまでのCSR活動を振り返るとともに、専門部署である「CSR室」が発足して迎える2010年度を当社CSRの新たなスタートの年とし、トップ自らが今後にかける思いを述べています。

2. トピックス

「社会の願いを実現する想いと技術」をテーマに、現在施工中の「東京スカイツリー建設プロジェクト」と、2009年8月に実施した「東名高速道路 牧之原地区災害応急復旧工事」について、ステークホルダーの皆様と社員の声を中心にまとめています。

3. 大林組のCSR

当社のCSRの考えを述べるとともに、企業理念に基づく当社のCSRは、事業のあらゆる場面で社員全員が認識すべきものであるとし、CSRを実践する当事者でもありステークホルダーでもある社員を中心とした、全てのステークホルダーの皆様との関わりについてまとめています。

4. コーポレート・ガバナンス/コンプライアンス

企業倫理の確立と経営の透明性、健全性を高めるための取り組みについて報告しています。

5. 株主・投資家への責任

株主・投資家の皆様とのコミュニケーションを充実させるための取り組みについて報告しています。

6. お客様への責任

当社が施工する建設物の利用者や、その周辺環境に影響を受ける方までを、広く「お客様」と捉え、皆様に真に満足していただくための取り組みについて、具体的な事例を用いて紹介しています。

7. 社員とともに

「多様な人材の活用」、「ワーク・ライフ・バランス」、「人材育成」を柱に、社員が活き活きと働くことができる職場づくりに向けた取り組みについて報告しています。

8. 協力会社とともに

品質管理、技術向上、安全強化に向けた各種研修の開催や、相互の業務効率化に向けた施策など、ともに成長・発展するパートナーとして、公平・公正な対応を通じた取り組みを報告しています。

9. 建設現場の安全衛生

死亡災害絶滅に向けた施策や、協力会社の安全衛生管理支援を中心とした取り組みを報告しています。また、この数年で労働災害を大幅に減少させた、名古屋支店の協力会社と一体となった取り組みを、具体的事例として取り上げています。

10. 環境への取り組み

5つの重点課題(地球温暖化対策、建設廃棄物対策、化学物質対策、生態系保全、グリーン調達)を軸に、具体的な取り組みとその結果について報告しています。また、低炭素社会の実現に向けた当社の取り組みを、小特集にまとめました。詳細なデータについては、別途『環境データ集』を作成し、ウェブサイトに掲載しています。

11. 地域・社会とともに

「自然と調和し、地域社会に溶け込み、文化づくりに寄与する」という企業理念のもと、国内外の事業所の社会貢献活動を、「地域貢献」、「教育・学術研究支援」、「建設文化振興」の分野ごとにまとめています。

12. コミュニケーション/外部評価

「一般社会との直接対話の充実」を図り、積極的に行なったステークホルダー・ダイアログを中心に、外部からの評価についてまとめています。

13. 第三者意見

昨年に引き続き高崎経済大学経済学部教授 水口剛氏に、当社の活動や報告書に対するご意見をいただき、掲載しています。

なお、「大林組CSR報告書2010」は、当社のウェブサイトから請求・ダウンロードすることができます。

https://www.obayashi.co.jp/ir/data/report.html

大林組CSR報告書2010

表紙について

私たち大林組がめざすのは、建設を通じて、豊かな地球環境とともに人々がいきいきと暮らすことのできる社会をつくることです。私たちのものづくりにかける想いを、コーポレートカラーを基調とし、表現しています。

以上

この件に関するお問い合わせ先
大林組 本社 CSR室 広報第一課
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